===ご挨拶===
初めまして、都内で鮨心という寿司屋を経営している中村導昌と申します。
今回のクラウドファンディングでは、新型コロナウイルスの影響で外食が制限される中で
お家でお寿司屋さんの味が楽しめる冷凍寿司をお届けするプロジェクトに挑戦します!
皆様にご家庭で美味しいお寿司を楽しんでいただけるようなリターンをご用意しています。
===お店について===
普段は、南麻布の隠れ家で心癒される鮨をご提供しております。
魚も人と同じという信条のもと当店が商標登録済みの「育成寿司」は、
素材を理解しお客様のもとへ運ぶまでの導線を意味します。
仕入れから調理、提供までの流れを、魚の状態を見極めて判断。
すべてはお客様に笑顔になってもらうため、手間を惜しまず最高の状態で供します。
===クラウドファンディング挑戦のきっかけ===
コロナになって外食が制限される中、ファンでいてくれているお客様からたくさんのお声をいただきました。
「家族で毎年伺うのを楽しみにしていたのに残念・・・」
「今年は日本にも行けなくてミチのお寿司が食べられないのが残念だ」
「みちさんのお店で食べる寿司が楽しみで頑張っていたのに・・・」
こうやって自分のお寿司を楽しみにしてくれている人が日本国内外にいるにもかかわらず
コロナ禍に直面し、お寿司を届けることができず非常に苦しい思いをしてきました。
もっと多くの人に、自分のお寿司を届けたいと考えていました。
どうしたらもっと多くの人に本当に美味しいお寿司を届けられるのかを考え抜いた結果、
行き着いた結論が、冷凍寿司でした。
元来、寿司文化は貴重な生魚を長く美味しく楽しむために考えられ開発されたものです。
技術が発展した現代で、冷凍することで
もっと美味しいお魚を使ったお寿司を届けることができるのではないかと思い開発を始めました。
「冷凍寿司」
と聞くと、
米はガチガチに凍り、
ネタはシャーベットのように、
美味しくないイメージがありますよね。
実際に私も、通販で買うことができる冷凍寿司を何種類も実食し、同じような感想を抱いておりました。やはり、一時期話題に上がった通販の高級おせちのように、配達で届く冷凍物は満足感が少ない。
寿司の業界に入って24年、お客様が召し上がるもの、その瞬間に徹底的にこだわり続けてきた私は、
「鮮度、旨味、体験」
どれを取ってもお店でご提供しているものと遜色ないレベルにまで引き上げなければお届けはできないと何回も試行錯誤を繰り返してきました。
===冷凍寿司の試作===
毎日お客様に魂を込めて寿司を握らせていただいている中でも、何か良いアイデアはないかがむしゃらに考え続けて参りました。
冷凍寿司Ver.1
思考をかさねて作った冷凍寿司の試作も、なかなかお客様が食べる瞬間に合わせて握り、
口の中で解けるようなあの食感を再現するには至りませんでした。
プロジェクトメンバーからは今までの冷凍寿司とは全く違うという声が上がるも、
私は私の店で、私の寿司を食べてファンになっていただいた方の期待を
裏切ってしまうような可能性が1%でもあるなら、
それはボツにするべきだと固く決意しておりました。
===完成した冷凍寿司===
その後もフランス、ドイツ、アメリカなどの各国の冷凍機械メーカーにも話を聞き、
何度も何度も試作を重ねようやく出会ったのが、真空圧縮して急速冷凍する方法でした。
一気に凍らせて真空圧縮することにより
鮮度を保ってシャリも口の中で解けるようなあの食感が再現でき