<はじめに>
本プロジェクトに関心を寄せて頂きありがとうございます。
私、井上百貨店の井上博文と申します。当社は明治18年(1885年)創業、昭和54年(1979年)に現在の松本駅前(深志2丁目)に移転オープンし、現在に至るまで地域の皆様に支えて頂いている長野県中南信で唯一の百貨店です。
最近では、「良いものを仕入れて売る」という従来のビジネスモデルの枠を超え、「良いものを自ら開発する」地域商社的な取り組みを強化しており、これまでに地元の方と共同で様々な商品を開発してきました。
2019~20年にこちらのキャンプファイヤーで支援を頂いたさかえむらトマジュ―カレーもそうした取り組みで生まれた商品の一つです。良かったらこちらの記事をご参照ください → 栄村(さかえむら)のトマジュ―カレー
もし良かったらご購入もどうぞ^_^ → トマジュ―カレーの購入はこちら
さて、今回皆さんにご紹介したい商品は、ずばり「馬肉カレー」です!
どんな経緯で商品化を目指すことになったか、商品の特徴と併せて詳しくお伝えしていきます。長くなりますが最後までお付き合いくださいm(_ _)m
<信州酒場の人気店「酒楽グループ」>
今回の馬肉カレーを提供するのが、長野県松本駅前に5店舗、長野駅前に2店舗のお店を経営する酒楽グループです。
【松本駅前店】
そば居酒屋 蔵のむこう、信州酒場 山里、信州酒場 雷電、
松本藩酒場 酒楽、蕎麦と鉄板焼きDining 彩華、
【長野駅前店】
寺町酒場 焚㐂屋(YAKIYA)、門前酒場 山里
各店のコンセプトや店の雰囲気は違いますが、いずれのお店も地元で生産された食材を使用することを大事にして、伝統的な郷土料理の美味しさはそのままに、幅広い年代の方に楽しんでもらえるようアレンジを加えています。
職人がこだわり抜いた、安曇野産地粉を使った二八蕎麦はじめ、地酒、鹿肉や熊肉などジビエにも力を入れていますので、新型コロナの状況が落ち着いて長野県に遊びに来た際は、是非ともそれぞれのお店に足を運んで信州の美味しいお料理とお酒を楽しんでもらいたいです(^_^)d
※安曇野山間のそば畑の、昼夜の厳しい温度差の中で育った最高級のお蕎麦。
挽き方の違う2種類のそば粉をブレンドした職人こだわりの二八蕎麦。
※手間を惜しまず「必死で打つ」ことをモットーに蕎麦は全て手打ちで提供しています。
ネット通販でも、乾麺ではなくて全て「生そば」を冷凍することなく直送するこだわり方。
※蕎麦打ちをする社長の磯尾氏。
公式ホームページはこちら→ 酒楽ホームページ
<酒楽のこだわりの馬肉>
信州の食と言えば蕎麦が代表的ですが、馬肉を食べる食文化も有名で、最近では、牛や豚肉に比べタンパク質は2倍以上なのに低カロリー&低脂質と、ヘルシーなお肉としても注目されています。
馬肉の需要が高まる一方、国内の生産量は減少傾向で、主にカナダやポーランド等からの輸入産馬肉が増えているのがマーケットの現状です。そんな中、酒楽グループは国産にこだわり、優しい旨味が特徴の日本固有在来種「道産子(どさんこ)」を一頭買いして各店で馬肉メニューを提供しています。
特にお店で人気なのが馬刺しで、柔らかい肉質と優しい旨味のお肉にリピーターも多く、お客の3人に1人は注文する、酒楽の中でも一番人気のメニューです。
※道産子馬
北海道を中心に飼育されている日本固有在来種。日本固有在来種とは、外来種と交雑することなく現
在まで残ってきた血統登録付和種です。
※蔵のむこう