はじめにご挨拶
みなさん、こんにちは!
カメラ媒体を中心にモデル、フォトグラファー、ライターと幅広く活動しております、 いのうえのぞみと申します。
私が写真に魅了されてから四半世紀がすぎました。
今回、モデルとしての集大成として、いのうえのぞみ写真集制作クラウドファンディング プロジェクトを企画しました。
長文になりますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
○私と写真について ~写真映りで人生が変わったこと~
私は昔から引っ込み思案で人の後ろに隠れるタイプの子でしたが、中学生の頃、当時流行りだしたプリクラが私の人生を変えました。画面を見ながら顔を調整すれば、ベストな自分を写真に残せる!そう気付いたときは雷が走ったような衝撃でした。それ以降、どうすれば少しでも自分を良く見せれるかを自撮りをして研究する日々でした。
高校に入ってからはグラビアモデルや写真広告などのオーディションに参加するようになり、タレント業にもチャレンジし、少しづつ芸能のお仕事をさせていただけるようになりました。
そうしていくうちに将来も写真に携わる仕事がしたいと志すようになりました。
○私と写真について ~30才を過ぎてからモデル復帰~
その後、一旦芸能界とは離れていたのですが、30才を過ぎた頃から、どうしても写真集を出したい、またモデルとして写真に映りたいという気持ちが強くなり、モデル復帰。しかし、オーディションにいっても全くダメで、レッスンやバイトばかりの日々が2年間続きました。
復帰後、初めて受かったオーディションがポートレート撮影のセミナーモデルでした。このお仕事を通してカメラや撮影のことを知り、たくさんのカメラマンさんの撮影テクニックに触れることで、今度は自分も、もっと積極的に撮るほうもやってみたいと思うようになりました。そして、学生時代から研究してきたベストな写真の映り方などをまとめた本が、2018年に出版した「ちょっとしたコツで10倍かわいくみえるモテ写の教科書。(MdN)」です。
○もう一つのライフワーク、世界一周1人旅 ~冒険を写真に〜
モデルと平行して取り組んでいる私のライフワークが、世界一周の旅です。
高校生の時、初めてグラビアモデル撮影でベトナムに行って以来、世界の知らない場所に行き、そこに暮らす人々とふれあい、生命の躍動感を感じたい。それを写真に残したい。そんな夢を持つようになりました。
そして20才の時に一人でインドを旅したのを皮切りに、すべて自分で手配するバックパッカー旅でこれまで訪れたのは63カ国。2019年にエチオピアで撮った南部民族の方の写真は、APA(日本広告写真家協会)のコンテストで入選し、正会員にもなることができました。
もともと英語が苦手な上に、その英語すら通じないような場所が好きなのですが、そんな私にとって写真は唯一のコミュニケーションツールです。言葉が通じなくても、写真を通じてわかりあえるって、本当に素晴らしいことだと思います。
そんな世界一周旅の活動が認められて、最近はフォトライターとしてのお仕事もいただけるようになりました。世界には、行きたい場所がまだまだあります。ずっと続けていきたいし、ずっと続けていくと思います。
○画像データではなく写真プリントとして残したい
写真に写るのはほんの一瞬。
でも、それが見る人の心に届けば、その一瞬は永遠になります。
私たちはみんな心の中にそんな写真を持っているのではないでしょうか。
届かなかった初恋。
言えなかった言葉。
取り返しがつかない後悔。
自分だけに向けられていた最高の笑顔・・・
私たちの人生って、そんな何百枚何千枚の写真の積み重ねなのかもしれません。
そんな、大切な心の奥底にしまっている自分だけの風景を紙の上に焼き付けることができるから私は写真が好きです。
今、私は写真を撮るほう、そして撮られるほうとして、カメラを通した世界に夢中です。
ちょっとおおげさな言い方ですが、私の肉体がなくなったとしても写真は残ります。
デジタルが主流になり、無制限に写真が撮れる時代ですが
私は画像データではなく写真プリントとして形に残したいと思っています。
○写真集完成予想イメージ(仮)
現在、モノクロ作品集と私の欲望を詰め込んだ写真集の2冊セットの製作を考えています。
これらの写真集には、私の20年分の願いと、福島裕二さんとの夢が詰まっています。そこに、あなたも参加していただけないでしょうか。
完成品をお届けするだけでなく、一緒に撮影を学び、表現を創っていく機会になればと願っています。
○「いのうえのぞみ モノクロ作品集(仮)」
この作品集はモノクロのみで構成します。
唯一無