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【あしなが学生募金】全ての遺児たちに”夢”実現のチャンスを!
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皆さん、はじめまして。
あしなが学生募金事務局で活動しています、棚橋雄大(たなはしゆうだい)と申します。
数多くあるプロジェクトページから、本ページをご覧いただきありがとうございます。
あしなが学生募金事務局は、毎年春と秋の年2回、全国の街頭で募金活動を実施し、これまでに11万人を超える学生の進学を支えてきました。
この街頭募金で集まるご寄付は年間約2億5,000万円。その全額を一般財団法人あしなが育英会(以下、あしなが育英会)へ寄付し、日本とアフリカの遺児の奨学金として使われています。
今年の春、この活動も第100回という節目を迎える予定でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で、春に続き秋も街頭募金活動の中止が決まりました。街頭募金の中止により、このままでは日本とアフリカの遺児の進学という夢を救えなくなってしまいます。
街頭募金活動が中止となり、今年は思うような活動ができずにいましたが、クラウドファンディングなら、「”今”進学を諦めかけている遺児たちを一人でも多く救える」と思い、このページを作成しました。
あしなが学生募金 中止の記者発表(2020年2月26日、東京都千代田区)
あしなが学生募金と出会ったのは、私が高校1年生の春(2015年4月)のことです。高校へ入学してちょうど1週間経たないときに、校内で学生募金の説明会を開催するという貼り紙を見かけました。最初は、「へぇ~」くらいの感覚で、正直興味半分な気持ちで説明会に参加しました。説明会当日、そのとき来校した先輩方が、私たちに熱い想いを語ってくれ、心を打たれたのを今でも覚えています。それから3年間の高校在学期間中は、毎年春と秋に欠かさず募金活動にボランティアスタッフとして参加しました。その当時の私の原動力は、ともに活動した先輩方の想いの熱量でした。 私たちへの優しさはもちろんのこと、それと同時に街頭で自らが経験したことや想いを訴える姿や呼びかけは、今も私の活動の熱源として心の底にあります。
私はその後高校を卒業し、愛知県内の大学へ進学しました。入学して間もない頃、ちょうど学内でのオリエンテーションが進んでいるときに、募金活動の時から仲の良かった先輩から「今日、募金に向けた会議やるから、良かったら来ない?」とメールで誘いを受けました。大学でサークルに入ろうか迷っていた時に舞い込んできたので、迷うことなく会議に参加し、そのままあしなが学生募金事務局へ入局しました。入局後は、一スタッフとして高校時代に一緒に活動した先輩や全国の仲間とともに、遺児救済のために街頭募金活動をはじめとして、各種プログラムに取り組んでいます。また、同時に現在は広報担当として、あしなが学生募金の広報・報道業務を担当しています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
先述の通り、私はあしなが育英会の奨学生ではありません。ですが、その時々に出会い、ともに活動してきた先輩方の後ろ姿を見て、私自身もここまで活動してきました。私にとって、あしなが学生募金での活動は今や大学生活の一部となっています。
これまでに出会ってきた多くの先輩方・同期・後輩と活動する中で、私自身が死別体験というバックグラウンドを持っていないということから、街頭での呼びかけであったり、高校生をはじめとするボランティアスタッフの皆さんに遺児の現状などを説明するときは、少しばかり抵抗がありま