はじめに・ご挨拶
【育ててくれた母の為に。大人になった兄弟でできる事。】
はじめまして。皆様こんにちは。母が創業したショップ『シャンドフルール』を継承する 次男 篠崎誠則と申します。
‘シャンドフルール’は、2006年4月に母が開業。
『多くの女性に自信と楽しみを!』『多くの女性を美しく!』を経営理念に、オシャレでカワイイ商品の開発・販売を運営しております。
楽天、Amazon、ホームページ等でのショップ運営をメイン事業として活動して参りました。
開業間もなく2006年5月。開業者である母は、‘乳がん’が発覚。。
ステージ3と言う辛い告知でした。
しかし、お客様や友人、家族の励ましの支えの中、治療に専念し晴れて退院。
その後も3年の通院と治療の末。復帰し、念願のネットショップを開業いたしました。
母は闘病中、抗がん剤や放射線治療の中、抜け落ちる髪。手術による傷跡や体の変化。。そんな中、開業当初に希望を抱き掲げた経営理念『すべての女性に自信と楽しみを!』『すべての女性を美しく!』が、自身のつらい経験に照らし合わせてしまい立ち止まりました。
掲げた理念【全ての女性に】。。。オシャレでカワイイだけではダメだ。手術経験や、あらゆる状態でコンプレックスをお持ちの方でも、治療中の方でも、もっと女性らしく、女性として楽しく自信をもって頂きたいと、そういった方々にも健常な方々にでもご使用いただける商品開発へと試行錯誤に邁進し、当商品『温泉タオルン』への販売実現に至ります。
開発から去年までの約10年間こつこつと安定的に販売できていた『温泉タオルン』。
しかし去年3月 母の癌の再発。多発転移とされ余命まで宣告されました。。。。
母は自分のいづれ来るかもしれないこの先を考えた母は思いを込めたこの商品の追加生産の中止、販売の中止の決断を余儀なくされました。
『悩んでる人の為にここまでやってきたのに。。』と少し寂し気な母の背中を見た兄と私。兄弟2人は、母の生きた証としてこの商品をこの世にできる限り存続したい!母の思いをまた新たに形にし息子二人の力で拡げてあげたいと思いこのプロジェクトを立ち上げました。
当プロジェクトを通して開発商品経緯と商品に対する母の思いを認知して頂き、少しでも多くの方に、強い気持ちと、商品を感じて頂ければ幸いです。
『商品をもうやめる。』と諦めかけた母にもう一度光を見させてあげたいと思っております。
最後までご覧いただければ幸いでございます。
長文となりましたが、我々のご紹介と、初めのご挨拶とさせて頂きます。
このプロジェクトで実現したいこと
もともと、手術跡や傷跡などのコンプレックスなど肌の露出場面に悩む女性や、可愛い物、オシャレな物が好きな女性向けに考案された商品です。女性だけではなく、お子様や男性などでもご使用いただけるサイズにデザイン展開などの開発の実行に移します。『女性』と限定的な商品を『男性』『お子様』と性別、年齢層を広げ更なる認知と販路の拡大へと繋げる。
男性サイズでは、ジムやフィットネス,マッサージ店などでのご利用ができるよう着脱を簡単に。使用場面の多様性。
キッズサイズでは生地の軽量化、プールや入浴後など多用途への適応。可愛い生地デザインの考案。
パタンナーに依頼しサイズ、カラーバリエーションを展開。
プロジェクトをやろうと思った理由。およびこれまでの活動
【私達の知らなかった母の努力】
母は私たち兄弟の知らない所でとても沢山の努力をしておりました。
この『温泉タオルン』開発と同時期に、乳がん患者様の為の抗がん剤治療帽子と バストカバーを制作。ネットでの販売を行い始めました。
その後、商工振興センターでのビジネスマッチング。
開発に至る経緯いと商品への熱い思いをプレゼンいたしました。
商品開発者自身が乳がんを罹患し日常や旅行などで「困った」経験から女性の気持ちに寄り添う商品だと伝えたくて。
2017年<ラジオ番組>さのっちパラダイス
乳がん術後入浴着・パレオ式タオル<湯あみん><温泉タオルン>を紹介していただきました。
雑誌にも取り上げられ、ご利用いただくお客様にも喜びの声を頂き本当にうれしい気持ちだったと母は安心しました。
ひろしまピンクリボンプロジェクト
<病気をしてもオシャレに過ごしたい>
乳がん術後入浴着<湯あみん><温泉タオルン>商品をカタログ掲載していただきました。
オシャレで便利なラップタオル
<温泉タオルン>
商標:5758227号
ここまで、母は誰に応援されるわけでもなく、ただひたすらに少しでも多くのお困りの方の思いに寄り添いたくて商品開発と自身の発信を努力してまいりました。
その中で男性にも同じような思いをし