カンボジアの子ども達が学校に通えるようにバスを購入したい

カンボジアの子ども達が学校に通えるようにバスを購入したい
私たちPay it Forward が運営する"まなぶ日本語学校"では、無料の日本語教育を提供しています。しかし、通学手段のない子ども達は、毎日学校に通うことができず、十分な教育を受けることができません。子ども達が毎日安全に学校に通えるようスクールバスの購入を目指します。


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カンボジアの子ども達が学校に通えるようにバスを購入したい
3 ~ 4 分

初めまして、Pay it Forward の加藤準也と申します。

私たちPay it Forward は、カンボジアの不遇な子ども達に生活・教育支援を行っております。

私たちの運営するまなぶ日本語学校は、カンボジア教育青年スポーツ省認可の日本語学校です。

学費は無料、無料の寮も完備し、自立を目指す若者に学びの場を提供しています。将来、日本とカンボジアの架け橋となる人材の育成を志しています。日本語のみならず、日本の道徳教育を通して人のために役立つ生き方を教え、導きます。

学生は地方から首都プノンペンへと上京し、明るい未来のために勉学を志すカンボジア人がほとんどです。

日本語学校の運営のみならず、私たちの支援する孤児院施設でも教育支援を行っています。まなぶ日本語学校の学生が放課後に孤児院へ通い、教鞭に立ち日本語の教育を行っております。学生自身が学校で学んだことを次の世代に伝える。このサイクルの構築に日々取り組んでいます。

– かつて、カンボジアから教育がなくなってしまう悲劇がありました。

1975年から1979年まで、カンボジアではポル・ポト政権による大虐殺が起きました。その大虐殺の対象とされたのが知識人を中心とした約200万人もの人々です。教師の8割を虐殺し、教科書を焼却し、校舎を解体するなど、教育の術を失くすまでの事件が、つい35年前までの出来事です。

現在に至っても、先生が少ないことや校舎数が少ないことから、学生達が十分な教育を受けられずにいます。十分な教育を受けられていないことから、十分な収入を得られない家庭もあります。学生の中には、両親の仕事を手伝うため途中で学校を辞めてしまう学生もいます。

– カンボジアでの事故発生率は日本の約100倍とも言われています。大半がバイクでの事故です。交通ルールを守らない人が多く、通勤や帰宅時のラッシュでは渋滞が起きています。また、雨季では強い雨の中や冠水している道が多々あります。

そんな危険と隣り合わせの通学路を通り、バイクで学校に通っている学生がほとんどです。それが原因で学校を遅刻してしまったり、休んだりと学校に通うことがストレスとなり、心地よく勉学に集中できない学生もいます。家から学校までが遠いため途中で辞めてしまう学生もいます。

まなぶ日本語学校の学生が教育支援する孤児院への道も危険が多くあります。首都プノンペン中心部から離れた場所に位置し、学校から孤児院までバイクで45分くらいの道のりです。孤児院での授業が終わった後は、夜遅くに学生寮まで帰らないといけないため、昼よりももっと危険と隣り合わせの夜にバイクを走らせています。

– 2020年3月16日より、カンボジア国内全土の学校が休校。
カンボジアでは歴史的背景から教育環境が整わないにも関わらず、学校休校により教育がオンライン授業に移行。私たちが教育支援するまなぶ日本語学校の学生や、孤児院の子ども達はオンライン環境の整わない場所に住んでおり実質、教育が止まっている状況です。11月23日に8ヶ月ぶりに教育が再開するも束の間、コロナウイルス 第2波の影響で、再開後たった1週間で休校扱いへとなってしまい、再開は未定の状態です。休校の間にも辞めてしまった学生もいます。

まなぶ日本語学校の学生が放課後に行っていた孤児院での日本語授業も同じく止まってしまいました。これまで日本に支援してもらったことに感謝の言葉を伝えたい!と日本語を勉