はじめまして。声優プロダクション「ころぼっくすぷろじぇくと」代表の森中葵と申します。
当事務所は2021年4月25日で設立4周年を迎える、小さな小さな事務所です。
フリー歴が長い私、森中葵と水瀬真知が二人三脚で育て、たくさんのご縁のおかげで4年という記念日を迎えることができます。
本当は新たな仲間を求めて所属発掘ワークショップオーディションというものを行う予定でしたが、残念なことにそのタイミングでコロナ禍という世の中になってしまい、延期延期で現在に至ります。
しかしながらせっかくの4周年。なにかしたい!負けたくない!
そんな想いからふと、昔書いていた作品を掘り出しました。
そしてその作品の一部を水瀬に見せたこと、さりげなくツイートしたことにより思わぬご協力者様が現れ、もうこれはやるしかない。なによりも、もっと多くの人に当事務所を知ってもらい、新たな出逢いが欲しい!!そういう想いが強くなった瞬間でした。
そのような願いと想いから、思いきってこのドラマCD「天つ風」の制作を決意いたしました!
◆天つ風特設サイト◆
http://amatsukaze.yukishigure.com/index.html
『過去に世に出せずお蔵入りになってしまった作品がある。もしそれを再度企画として立ち上げたら、どうだろう?』
このようなニュアンスで本当にはじめはなんとなくツイートしました。
そのツイートにまさかの方がリプライくださり、衝撃が私の中に走りました。
――この機会を逃せば、次はないのではないだろうか。
――今やらなくて、いつやるのだろうか。
――この時期だからこそ、やるべきなのではないだろうか。
様々な想いが駆け巡り、気がつけば眠っていた過去作を掘り起こし、設定を新たに書き上げ企画書を作成しておりました。
そこまでは、事務所内の所内企画のような感覚でおりました。
しかし、待てよ、とそこで思ったのです。
ただ作るだけなら簡単だ、と。それではもう意味がないのではないか、と。
ご協力くださる方に対してもそうですし、なによりも事務所として半端なものはもう出せない、という考えが過ったのです。
そこから本格的にオファーをし、最低限の資金をかき集めました。ポケットマネーも含めてなんとか最低限の資金は用意することができました。
しかし、今回ご協力くださっている方はとてもありがたいことに私のこういった熱意に賛同して手を差し伸べてくださった方、手を取ってくださった方たちばかりです。
つまり「最低限」のギャランティでお引き受けくださっているのです。
この作品はあくまで「ころぼっくすぷろじぇくとをたくさんの人に知ってもらいたい」「これからのために、たくさんの出逢いが欲しい」という目的での制作であり、利益を得るためのものではありません。
しかし、そんな作品にお力を貸してくださった方に少しでも上乗せしてお返しがしたい。
そこで思い立ったのが、クラウドファンディングだったのです。
最高の作品にするためにも、この作品にご協力くださったみなさんへ恩返しを私にさせてください。
そしてこの作品を機に、次の企画へのステップにもしたい。そのために、このプロジェクトを立ち上げます。
「私と二人三脚で事務所を立ち上げてくれませんか?」
2017年4月25日に「ころぼっくすぷろじぇくと」は設立されました。
ある時を境にずっと事務所を設立することを目標としておりましたが、自身の計画よりも実は遥かに早く立ち上げることを決意し、設立のご挨拶をしたあの日、内臓がすべて出そうに