はじめに・ご挨拶
みなさんこんにちは!私たちは、山形県新庄市を中心に高校生はじめ約30名でLGBTQ+の周知活動をしている“しんじょう・レインボープロジェクト“です!
しんじょう・レインボープロジェクトは2019年から活動を開始しました。LGBTQ+の周知活動としてパネル展や山形県出身のタレントぺえさんのトークショーなどを始め数多くの活動を行ってきました。
このプロジェクトで実現したいこと
次の世代の私たち高校生が、この地方の小さな町からみんながhappyな人生を歩んでいけるように性的マイノリティをはじめ、多様性を認め合い、受容できる新庄・最上地域を目指しています。
プロジェクトをやろうと思った理由
しんじょう・レインボープロジェクトの代表の大山心音(以下私)が、LGBTQ+の当事者としてまわりとは異質であると感じるなか、LGBTQ+に偏見を持っていてまわりに認められたいと強く望んでいました。LGBTQ+の当事者である自分とLGBTQ+へ偏見を持っている自分の両者は私の中で常に葛藤し、そのことでずっと苦しんできました。小さな頃からなぜ、男子、女子と分けられるのか、学校生活でも男女に分けられた出席番号や、男性が先という謎のルールも不思議で、制服もスカートではなくスラックスがいいと強く思っていた時期もありました。高校生になって初めてLGBTQ+について知り、私以外にも同じく悩んでいる人がいるということを知りました。私はたまたま、周りから勇気をもらいカミングアウトできましたが、自分のように生きづらさを抱え、悩んでいる高校生はまだまだたくさんいることが分かりました。自分は仲間に恵まれ理解してもらうことができましたが、地方ではまだまだ周知、認知されにくいのが現状です。日本では8%の確率でLGBTQ+の方がいると言われています。私はもっと多くの人たちに、ジェンダーの枠に囚われず多様性を認め、一人ひとりが住みやすい日本、地域にしていきたいと思ったのがきっかけです。
これまでの活動
①パネル展『しんじょうの高校生から世界へ愛を叫ぶ‼︎~LGBTQ+をともに考えよう~』
LGBTQ+とは?多様性について知ってもらうことを目的に実施
高校生がモデル、撮影者となり、アーティスティックな写真撮影にのぞみ、写真一つ一つにはメッセージを添え展示しました。見てもらった方からの感想はノートに書いてもらい、パネル展の改善点や応援など数多くのメッセージをいただき、着実にLGBTQ+が周知されていることとそれらのメッセージは私たちの原動力となりました。
期間:2019年7月~2020年7月
展示会場:県立図書館・市立図書館などの公共施設、高校などの9カ所
②アクティブ・ブック・ダイアローグ(未来型読書法によるミニ懇談会ワークショップ)
地域の大人の方と高校生、大学生、学校の先生を交えて読書と対話を行いました。LGBTQ+を題材にワークショップを行い、高校生と大人が多様性について学ぶことができました。使用図書の『先生と親のためのLGBTガイド~もしあなたがカミングアウトされたなら~』からお互いの立場を尊重しながら、LGBTQ+について共有・理解し、高校生ばかりでなく、地域や学校も多様性を受容でき、その輪を広げていかなければいけないと思いました。
日時:2019年11月16日
場所:新庄市立図書館
参加者:18名
③レインボーミーティングwithぺえさん@新庄vol.1
高校生を中心にLGBTQ+をともに考え、理解を深めることを目的に山形県出身のタレン