食の都庄内・あつみで暮らし体験型農家民宿を開業したい

食の都庄内・あつみで暮らし体験型農家民宿を開業したい
山形県西部に位置する庄内地方の温海温泉で豊かな自然・郷土に根付く文化等の地域資源を活用し、主に市街地にお住いの親子を対象に暮らし体験・農業体験・郷土料理づくり体験ができる農家民宿を2021年5月開業し、体験と交流を通じ感動の共有化をはかっていきたい。

食の都庄内・あつみで暮らし体験型農家民宿を開業したい
はじめに・ご挨拶

山形県西部の食の都庄内は温海温泉で小さな農家を営んでいる上野利明です。

1963年生まれ、山形県出身。県立鶴岡西高等学校卒業後、郵政職場で35年間勤務。退社後、長年の夢であった農家民宿創業の実現に向け酒田調理師専門学校に入学。平成29年調理師免許取得、食育インストラクター認定登録となる。同年地元の旅館「たちばなや」厨房に勤務。また農業及び小売業の開業を届け出。平成30年からは温海温泉自治会の臨時職員として勤務しながら、本業である農業では少量多品目で野菜を生産。あつみ温泉朝市と道の駅で旬の野菜・山菜を中心に販売をしています。

自分が生まれ育った温海温泉の素晴らしい自然と地域に根付いた食文化を含めた文化を多くの方に体験していただきたいと考えています。2021年5月より農業の延長として自宅空き部屋を活用してグリーンツーリズムビジネスとして温海暮らし体験・農業体験・共同調理体験(主に郷土料理)のできる「体験と交流」をコンセプトとした農家民宿を開業予定です。

https://farm-household-tour-163.business.site/?m=true
このプロジェクトで実現したいこと

山形県庄内地方は、四方を山と海に囲まれ、その地形と孤高が地域の土地や海に恵みを与えています。このため庄内は四季を通しておいしい食材の宝庫であり豊かな食文化が育まれてきました。自分が暮らす鶴岡市は日本で初めての2014年ユネスコ食文化創造都市に認定を受け、現在「食と食文化」に関連した6次産業化、農林水産物や地域資源を活かした商品開発やサービスを創出する取り組みをおこなぃ内外に発出しています。

子供の頃、春は裏山での山菜採り・筍掘り、夏は川での雑魚しめ、秋の磯釣り芋煮会、冬の日の味噌づくりや長靴スキーで遊んだことが思い出されます。また、就職後に北は北海道から南は沖縄まで日本中いろいろな土地を訪ね、その土地その土地の文化や食に感動してきましたが、その中で生まれ育った庄内地方の当たり前のくらしや食べている食事も捨てたものじゃないむしろ積極的に紹介していくべき素晴らしいものであると知りました。

農家民宿開業をすることで、食の都庄内・温海温泉のくらしや食をより多くの方に伝えていきたいと考えています。また自分自身人との交流が好きなので楽しみでワクワクしています。地域の方々からのご協力をいただきながら1日2組6名様までという小さな宿ですが、体験と交流の場の一つになれば良いなと考えています。

自分自身が楽しみながら、特に市街地にお住いの親子を対象に食育も兼ねながら「食と食文化」を継ぐ場として活用を図っていきたいと考えています。(文中写真は2020年2月あつみ暮らし体験モニターの民泊受け入れをした際の味噌づくりのものです。掲載にあたり了解を得ております)

プロジェクトをやろうと思った理由

一つは農業・小売業に加え、自宅空き部屋の有効活用による収入確保を図っていくこと。今一つは生まれ育った山形県庄内地方のくらしや文化を発信していくことで、市街地にお住まいの親子をメインターゲットにした田舎暮らし体験・農業体験・共同調理(主に郷土料理作り)等の「体験」を通じた交流と感動の共有化をはかっていきたいという思いの実現に向け「農家民宿」を開業予定です。

農家民宿開業のため厨房設備整備・改築工事を予定しています。小規模事業者持続化補助金と金融機関からの融資は決定していますが、事前