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 鉄道の町に汽笛よ響け!SLあぷとくん修復プロジェクト
 2 ~ 3 分
 ■ はじめに・ご挨拶
皆さん、こんにちは。
群馬県西部に位置する安中市にて鉄道テーマパークを運営しております、
 碓氷峠鉄道文化むらでございます。
当園は、平成9年に廃線となった信越本線(横川-軽井沢間)横川運転区跡地を利用し、
 鉄道の歴史を後世に伝えていくための施設として平成11年4月18日に開園いたしました。
開園から既に20年以上が経過しておりますが、
 「楽しく集う場所」として、今日でも多くのお客様に親しまれ続けています。
現役時代の横川運転区
現在の碓氷峠鉄道文化むら
 ■ クラウドファンディングのテーマ
この度のクラウドファンディングのテーマは「SLあぷとくん」の修繕です。
碓氷峠鉄道文化むらの遊具の一つである「あぷとくん」は、
 約800mの碓氷峠鉄道文化むら内を、約10分で一周している列車です。
あぷとくんは、2フィート(線路幅610mm)軌道の列車であり、
 現在、当園ではディーゼル機関車である「DLあぷとくん」と、
 蒸気機関車である「SLあぷとくん」の2台を保有しております。
中でも「SLあぷとくん」は平成11年の開園当初から今日に至るまで、
 碓氷峠鉄道文化むらのシンボルとして多くのお客さまに親しまれてまいりました。
当園は「ポッポタウン」として今日まで親しまれておりますが、
 この通称は本物の蒸気機関車である「SLあぷとくん」より由来しております。
しかし「SLあぷとくんは」運用開始から20年以上が経過したことで、
 大規模な修繕箇所が目立つようになり、
 現在はお客様への安全確保のために止むを得ず運行を停止しております。
現在運行を停止している「SLあぷとくん」
電化前の碓氷峠で使用されていたアプト式蒸気機関車「3950号」を模して製作
 碓氷峠鉄道文化むらの通称「ポッポタウン」は、このSLより由来します
現在はDL(ディーゼル)あぷとくんでのみ運行中
 連続稼働で多大な負荷が掛かってしまっています
 ■ プロジェクトをやろうと思った理由
当園設立の趣旨は、碓氷峠の鉄道文化を後世へと伝えていく施設ではあります。
そして、小さなお子さまにもお楽しみいただける場でもありたいと考えております。
開園20周年を迎えた当園を「楽しく集う場所」であること、
 また、子どもたちが楽しく遊んだことを次の世代にも伝え、
 再び足を運んでいただける「夢と希望」のある施設にしてゆかなければなりません。
運行を停止してから約1年半が経過した現在、
 多くのお客様から「SLあぷとくん」の復活を望む声を頂戴しております。
しかし、修繕のためには多額の資金を要することは避けることができません。
当園も新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、
 緊急事態宣言に伴う2ヶ月間の臨時休園は大きな打撃を受けてしまいました。
現在、少しずつお客様は戻りつつありますが、
 早急に修繕費を賄っていくことは非常に厳しいのが現状でございます。
現在の「SLあぷとくん」の状況
 職員が定期的に維持管理を行っています現在も職員が維持管理を行っていますが、その間も大きな経費がかかっており、
 期間が延びるほど費用もかさんでしまうために早急な対処が必要です。
このままでは止むを得ず「廃車」という厳しい現実も待っています。
この状況を何としても避けるため、クラウドファンディングを立ち上げ、
 「SLあぷとくん」の修繕費を皆様からもご協力いただきたいと企画した次第で

