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鳥取の熱い仲間と、大型保冷車で自慢のクラフトビールを届けたい!
4 ~ 5 分
< 鳥取でクラフトビールを作っています! >
こんにちは!アカリブリューイング醸造長の清部直樹です!
数ある中からこのページをご覧いただきましてありがとうございます!
私たちの地域のご紹介
私たちは鳥取県鳥取市鹿野町という江戸時代に城下町として栄えた歴史ある小さな町の小さなクラフトビール醸造会社です。2018年の事業開始以来、鳥取の様々な素材を副原料に用いたビールを製造してきました。
鹿野の街並み
鹿野祭り(榊)鹿野祭り(猩々と獅子)
アカリブリューイングは元々、「町にあかりを灯そう!」をスローガンに地元で活動していたまちおこし団体「あかり本願衆」を土台に作られた会社で、設立準備から今日まで、本当に多くの方々の想いに支えられてきました。
あかり本願衆のメンバーあかり本願衆によるライトアップで鹿野城跡の夜桜は一躍有名に
飲食店だった空き家を自分たちの手で改装して小さな醸造所を構え、そこから作ってきたビールは40種類を超えています。
食堂だった空き家を改修し、醸造所に
仲間の力を借りて改修しました。私たちのクラフトビール
私たちのビールの特徴は、桃やベリー、ハッサク、カボスなど、鳥取で生まれた様々な素材を副原料として使っていることです。それぞれが持つ風味を十分に感じられるビールに仕上がるよう、日々試行錯誤を続けています。鳥取大学農学部とも共同研究を行い、地元のソメイヨシノから採取した酵母を使った、爽やかな酸味が感じられるサワーエールも開発しました。
桜酵母を使用したサワーエール
鳥取県・鳥取市・JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)で山陰海岸ジオパークのブランディング事業を進める際に、ビール事業を計画していたあかり本願衆を招聘し、日光生姜を使用したビール(GINGER BROWN ALE)の開発を行いました。
これまでの歩み
「鳥取の良さを感じられるビールを作りたい」そう思ったきっかけは、数年前に遡ります。
実は私は鳥取ではなく岐阜の出身で、大学を出てから外資系のアパレルメーカーで働いていました。
全国転勤で鳥取の店舗を任されたのが2014年。仕事自体にやりがいはあったものの、鳥取という土地には楽しさを見つけられず、毎年本社に異動希望を伝えていたくらいでした。
前職時代
しかし、鳥取で暮らす中で何度も遭遇する違和感がありました。それは「もったいない」です。
例えば「和牛」。国内の様々なブランド牛も、その祖先の多くは実は鳥取の「気高号」という種牛なのですが、全国的にはほとんど知られていません。
気高号
歴史あるもの、美味しいもの、素敵な場所。鳥取には数え切れないほど良いものあるのに、鳥取の人はそれをちゃんとアピールできていない。新鮮な果物も野菜も、わずかな差で規格外になって捨てられていたり、投げ売り同然になっていたりして、農家さんや農協の方々が辛い思いをされていることも知りました。
一方で働いていたアパレル業界では、大量生産と大量消費が大前提の構造で「このままでいいんだろうか…」という思いが募っていました。
そんなタイミングで、私はアカリブリューイングに出会いました。
元々ビールは好きでしたが、自分で作ろうとは考えたこともありませんでした。
それでも、熱い想いを持った鹿野町の仲間たちに支えられながら、無我夢中で醸造、イベント出店、営業をやってきました。
初県外イベント「ふるさと祭り東京」