はじめに・ご挨拶
この支援ページをご覧いただきありがとうございます。
馬っこパークいわては2007年3月より岩手県滝沢市にて開園し、乗馬愛好者が乗馬のために利用するとともに、馬のいる公園として、教育、福祉、馬事振興、観光等への多角的な活用を促進しようと考え活動、運営しています。
過去には岩手競馬の不朽の名馬トウケイニセイがいた地でもあり、現在でも多くの引退馬を引き取るのみならず、岩手の馬事文化の一つである「チャグチャグ馬コ」開催時には行列に参加する馬達も数多くおり、引退馬支援に限らず馬事文化の継承にも重要な役割を果たしている地でもあります。
しかし、2020年の新型コロナウイルス発生により、2年連続でチャグチャグ馬コは中止。
更に岩手競馬も無観客競馬となり、有観客となった現在も密となるイベント開催は不可能。
加えて来園してくださるお客様もコロナ禍の影響で激減し、大きな赤字が続いています。
それでも馬達の養育費、装蹄代など、かなりの経費が必要となる状況なのは変わらず…
今回、何としても何か彼らにしてあげたいと思い立ち、彼らの養育費や飼育費、厩舎改修などをしてあげたいと思いました。そのために100万円を超える資金が必要です。どうかご協力いただけないでしょうか?
プロジェクトを立ち上げた背景・自己紹介
はじめまして。北海道教育大学函館校4年、小林駿と申します。
現在卒業研究にて、「地域と馬の可能性」といったようなテーマで研究を進めており、そのひとつとして「引退馬支援」に取り組んでおります。
具体的なテーマ設定は、まさにコロナ禍の昨年、2020年。
その年の3月ごろに飛び込んできた、小さい頃自分が好きな馬の1頭であったスーパーホーネットが種牡馬引退後処分の可能性というニュースがきっかけで、それまではあまり関心を寄せていなかった引退馬支援に目が向きます。
そして9月。
コロナが若干落ち着いたこともあり、縁あって馬っこパークいわて様を訪問。
初めてかかわった引退馬である彼らに魅せられ、癒され
沢山の事を考えさせてもらい、教えてもらいました。
引退したサラブレッドにも乗せていただきました。
自分の将来への指針を決めるひとつの面舵ともなってくれました。
しかし、前述したとおりコロナ禍で経営が厳しくなりつつある彼らの居住地「馬っこパークいわて」
チャグチャグ馬コが中止になり、競馬場の触れ合いイベントもなく、ざっと見積もって150〜200万の赤字が発生。
更にパークには、リトレーニング中の馬、功労馬として引き取っている馬もおり
働いている子達の陰で今もリトレーニングをし、第二の馬生を踏み出し始めている子や
現役時代に負った怪我の治療を続けている子もいます。そんな彼らの飼育費も含めて、今働ける馬達が賄っているという状態です。
しかしもし、このままパークがなくなってしまえば、今は保護されている彼らの行く先は想像に難くない。そんな事態だけは、なんとしても避けたいと思います。
自分に夢を与えるきっかけをくれ
馬が好きな人たちを、お祭りごとで多くの人たちを笑顔にしてくれた彼ら
未熟な自分の面倒を見てくれた施設の人々に恩返しがしたい。そう考えるようになりました。
そんな想いで昨年11月には馬っこパークでイベントを開かせていただいたり
地元の競馬が好きになった友人と牧場へ出かけたりと
このコロナ禍でも、密や感染には注意を払い、できる限りの活動は続けてきました。
しかし、費用の面は学生である自分には厳しく、すぐに用意できる額