な時間になりますことを心より願っております。
種も透き通るほど完熟した白ぶどう
ギュッと濃縮したバラつきの黒ぶどう
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第一弾「日本アルプスワインバレー」
松本市から白馬の手前、大町市まで広がる“松本平”一帯のワインバレー。
松本平東側では西向き扇状地の傾斜地にぶどう畑が広がり、北アルプス麓の西側では東向きの火山灰土の傾斜地で栽培されています。いずれの土地も水はけがよく、日照時間が長い為、成熟したぶどうが収穫できるエリアです。
〇安曇野ワイナリー
長野県のほぼ中央、北アルプスの麓に2008年に設立されたワイナリー。
ワイナリー前に広がる畑では、シャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョンなどが栽培され、“シャトー安曇野”として、ワインが醸造されています。ワイナリーにはテラスもあり、綺麗に整備されたぶどう畑を目の前に、ワインの試飲なども楽しむことが出来ます。
醸造を担当するのはこの道20年余りの加藤彰さん。自衛隊出身の醸造家は長野県内では唯一ではないでしょうか。一つ一つを丁寧に、かつ整然と行う姿から、その経歴をうかがうことができます。
安曇野ワイナリーは日本ワイナリーアワードはじめ、国内外のコンクールで受賞歴を誇るワイナリーなのですが、実は白ワイン、赤ワイン、両方で受賞歴があるのは稀。それだけ原料が良いことと、それを把握して醸造する技術が高いことがうかがえます。
★今回のワイン★
安曇野市の標高600m南西向きの日当たりの良い斜面で育った完熟メルロを100%使用した、果実味の厚さが魅力のワインです。ブラインドテイスティングで日本のワインと答えられる方も少ないのでは。それくらいクオリティの高い本格的な赤ワインとなっております。こだわりの原料を使用していることから原価率も高く、一般流通のない限定生産ワインとなっております。
松本平を眼下に北アルプスを望む、標高600m南西向きの畑
たっぷりの日差しを浴びて成熟するぶどう。食べてもあまーい!糖度20度越え!
安曇野ワイナリー醸造担当の田畑さん。ワインの出来にこの笑顔。「皆さん、この希少なワインをぜひともお楽しみ下さい!」
〇ノーザンアルプスヴィンヤード(大町市)
オーナー醸造家の若林政起さんは脱サラ後、2008年から実家のある大町市でぶどう栽培を開始しました。
近隣ワイナリーで醸造経験を積み2015年に念願のワイナリーを設立。栽培、醸造、販売を一人でこなすドメーヌワイナリーです。
その年のぶどうの状態や醸造環境を把握し、状況に合わせて醸されるワインは「クラフトワイン」の名にふさわしい、造り手の顔が浮かぶワインです。
★今回のワイン★
白馬の麓、大町市のワイナリー前、自社畑のシャルドネを100%使用した「アンウッデッド」の白ワインです。アンウッデッドとは樽不使用、ステンレスタンクでの醸造ワインで、果実の香りや果実味を存分に楽しめる辛口白ワインとなっています。白馬も近いことから県内でもとても冷涼な地域なのですが、自社畑のシャルドネは南国系のニュアンス満載!マンゴーやパパイヤのような熟した果実の香りに、厚みのある果実味。ここまででしたら温暖な地方のワインと勘違いされる方もいるかもしれません。ただ、決定的に違うのは、ワインを引締める心地良い酸です。ワインの背骨となるべく、線の細い綺麗な酸がワインに立体感をもたせています。ワインから透き通るような白馬の空気、風景を感じて頂ければと思います。
西に白馬山麓を望む ドメーヌ・ワイナリー
県内でも冷