ております。醸造家はじめワイナリーの方々も皆様にお会いできる日を心待ちに、今年の仕込みに更なる気合が入ると思います。
「NAGANO WINEってなに?」
皆さん長野県というと何を最初に思い出すでしょうか。
「やっぱり避暑地の軽井沢」「雄大な景色が楽しめる上高地」「修学旅行で行ったスキー場?」など、自然豊かな色んな場所が思い出されるかと思います。
長野県は南北212㎞、東西120㎞と大変広く、各地域を分断するように山脈も多い為、実は長野県民も県内の移動はあまりしません。それだけ、昔からの文化がいまだその地に根付いているという土地柄なんです。
そんな長野県ですが、現在ワイナリー数が急増しています。2000年までは17場だったワイナリー数も、現在は63場まで増加。2013年にはワイナリーを地域ごとに「信州ワインバレー構想」を施策し、設定された4つの地域(ワインバレー)から、県全体のワイン土壌発展を目指しています。
その中で長野県産ワインを「世界が恋するNAGANO WINE」としてプロモーションしていることもあり、ここでは「NAGANO WINE」と表記しています。
「なぜそんなにワイナリー数が急増しているの?」
いくつか理由はあるのですが、
1、温暖化の影響で、ワイン用ブドウ栽培の適地になったこと
長野県内のぶどう畑(以下圃場)は山の傾斜地に作られることが多く、標高350m~1300mの標高差を利用して、その土地にあったぶどう品種を栽培しています。それだけバラエティ豊かなぶどう品種を栽培する環境があり、健全なぶどうが収獲出来ています。また、国内外のワインコンクールでも数多くの受賞ワインを産出しています。
2、移住や新規就農を受け入れる体制があること
コロナ禍で在宅勤務やリモートワークが増え、都内から新幹線で1時間程の長野県にも移住する方が多くなっています。実はそれ以前から、長野県は移住ランキング常に上位で、県をはじめ、各市町村でも移住や新規就農については受入れ体制が整備されている所が多いのです。
3、ワイナリーを目指す人向けの学校があること
長野県の東信、東御市アルカンヴィーニュでは千曲川ワインアカデミーが、中信の塩尻市には塩尻ワイン大学がそれぞれ開講され、ワイナリー設立を目指す方向けに、栽培、醸造、経営といった内容のカリキュラムが組まれています。他にも県で主催する里親醸造制度やワイン用ぶどう生産者ネットワークなど、ワインを取り巻く環境の整備が進んでいます。
が、大きな理由として挙げられます。
「ワイナリーにエールを!みなさまにエールを!」
「飲食店の時短営業」「お酒の提供自粛」など、コロナ禍において、お酒にまつわる多くの制限が設けられ、お酒自体が悪という風潮がとても残念で心が痛みます。
本来ワインは食事と合わせ、人と人をつなぎ、人生を豊かにする飲み物だと思います。
当たり前のように楽しんでいた日常が少しでも回復し、豊かな時間をこれからも継続して楽しめるよう、皆様にはNAGANO WINEをお楽しみ頂くことで、ぶどう生産者、ワイナリーにエールを送って頂ければと思います。
ワイナリーからは皆様に今回特別なワインをご用意しております。
このクラウドファンディングの為に特別醸造したワイン、一般販売のない限定蔵出しワイン、品種選びから作り上げたワインなど、エールを頂いた方だけに届けられる特別なワイン達です。
このプロジェクトを通して、NAGANO WINEの魅力が伝わり、『美味しさ・楽しさ』で、皆様の食卓が笑顔に溢れ、豊か