製造業エンジニアを人手不足から救いたい!

製造業エンジニアを人手不足から救いたい!
製造業の現場では私たちの暮らしを豊かにする取組が日々行われていますが、昨今の深刻な人手不足によりエンジニアたちは本来やりたいことが十分にできない状況に陥っています。モノづくりエンジニアの助けとなるWebサービスを通じて、製造業の発展に貢献したいと考えています!

はじめに・ご挨拶

この度は数あるプロジェクトの中からご覧いただきありがとうございます!

Shigeと申します。

現在、製造業向けの制御機器メーカーに勤めております。

おおよそ13年間この業界で働いておりまして、営業と商品企画の仕事をしてきました。

このプロジェクトで実現したいこと

モノづくり(製造業)エンジニア同士が気軽に質問や情報交換ができるWeb上のコミュニケーションプラットフォームを作り、情報入手性を上げることでエンジニアの「業務効率化」に貢献したい!

そして、エンジニアの皆さんがイノベーション(技術革新)創出に専念できる時間をつくりたい!

プロジェクトをやろうと思った理由

これまで、私はモノづくりの現場で世の中により良いものを送り出そうと苦労をされているエンジニアの方々と一緒に仕事をして参りました。

エンジニアの皆さんは高い志と創意工夫で0.1円単位でのコストダウン、0.1秒単位での生産タイム短縮など限界まで改善にチャレンジし、日々難しい製造課題を解決しています。皆さんの姿をいつも間近で見ながら、いち国民としては頭が下がる思いであり、一人の人間としてもすごくカッコイイ!と感じておりました。

ただエンジニアの皆さんとお仕事をさせていただく中で、皆さんの努力にもかかわらず様々な環境変化からモノづくりのイノベーションが阻害されていると感じるようになりました。

特に私が感じていた阻害要因は「モノづくり現場での深刻な人手不足」です。

既に高いレベルにある製品の品質を上げたり、さらに製造コストを下げたりするためには簡単にできる改善ではなくイノベーション、つまり革新的で新しい取組が不可欠となります。イノベーションを起こすためには事前の課題設定や緻密な設計、そして現物での試行錯誤を繰り返していくことになるため、腰を据えて取り組む必要があります。

しかしモノづくり現場では人手不足のために、少数のエンジニアに大きな負荷がかかっている状況が続いており、エンジニアの皆さんからも「本来やりたい革新的な取り組みが十分にできてない」というお声を数多く聞いてきました。

実際、製造業の従事者は年々減少しており、 経済産業省のデータによると製造業の就業者数は2002年の1,202万人から2019年には1,063万人と20年間で11.6%減少しており、中でも減少幅の大きい中小企業では深刻な人手不足に陥っています。(以下、経済産業省HPより抜粋)

人手不足の中でもイノベーション創出のための時間を捻出するためには業務を効率化しなければいけません。

私はサラリーマンとして業務をする傍ら、困っているエンジニアの皆さんの役に立ちたいと思い、どうすれば業務効率化に貢献できるかを日々考えていました。
(朝起きてから、通勤中、寝るまでそのことで頭がいっぱいでした。)

情報を整理し考えていく中で、業務効率を阻害している要因として私が着目したのはモノづくり業界特有の「属人性の高さ」でした。

今や分からないことはWeb上で検索すれば欲しい情報はおおよそ手に入るようになりましたが、私の現場での経験上、モノづくりに関する知識やノウハウについては未だに各々エンジニアの頭の中にあり、公開されているものがほとんどないと感じております。

そのため簡単なことでも何か困ったときにWeb上で解決方法が検索できないため、トライ&エラーで自ら解決策を探すか、制御機器や設備等のマニュアルを開いてじっくり探すか、周囲の人に聞いて回る。。。という手段しかなく、とにかく情報検索に時