島根県松江でお茶栽培を続け、子供達と共に茶工場を守っていきたい

島根県松江でお茶栽培を続け、子供達と共に茶工場を守っていきたい
島根・松江でお茶の栽培をしている錦峰園製茶場です。松江市で唯一の、小さな個人茶工場を持ち、農作業に励みながら、中1、小3、保育園年長の子供を育てています。令和3年7月に豪雨災害に遭い、茶畑は土砂崩れ、茶工場浸水によって機械が壊れてしまいました。松江産のお茶を守り続けて行く為、ご支援をお願い致します。

ている田んぼの稲が沈んでしまう被害が多発しました。

〔冠水した稲。負けずに立ち上がってほしいと願っています〕

年々厳しさを増す気象条件、温暖化で、作物を育てる事が難しくなってきましたが、

私は、弥生時代より稲作の伝統のあるこの地で、お茶やお米を作っていきたいと思っています。

子供達が笑顔になれるような、そんな働き方をしながら、

この地で農業を作り続けていきたいです。

[トラクターで耕している側で、子供達見守り隊]

〔新米で作った塩むすびがとっても大好き〕

うちの茶工場は、新茶シーズンになると、近隣の市区町村から

摘み取ったお茶の葉を持ってこられ、委託加工をしています。

うちは、生葉を60kgずつ細かく区分けし、ひと釜ずつ製造していく方法をとっていて、

手間がかかり、時間もかかりますが、大きな共同工場にはない、

”小さな茶工場だからできること”をしています。

摘んだ茶葉を委託加工で持ってこられた方からは、

“自分の所のお茶が飲めるから嬉しい”と、毎年喜んでいただいています。

この製造方法だと、人出が必要なのですが、創業以来、この方法を続けてきました。

昔に比べると、畑の境に茶の木を植えたり、家の近くでお茶を育てている方は減り、

10年前の半分以下になっていますが、お願いしたいと言われる方がある限り、

続けていきたいと思っています。

茶工場を動かす為の燃料費高騰や、人材不足等、

ちいさな茶工場の経営は非常に厳しいですが、

「錦峰園さんがあるから、こうして自分ところのお茶が飲めるわ。ありがとう。」と、

生葉を持って来られた高齢の農家さんに言われると、

この仕事は大変だけれど、

「守っていきたい」「次世代に繋げていけるような農業をしていきたい」と、

強く思っています。

〔小型焙じ機でほうじ番茶作り。時折、子供も手伝ってくれています〕
このプロジェクトの目標

島根県松江市は、“お茶処松江”と言われていますが、松江産のお茶の生産は、年々減少しています。

祖父の代からお茶の栽培と茶工場を始め、父が大きくしてきて、私が三代目です。

松江市内で茶工場を持つ個人農家は、我が家一軒を残すのみとなりました。

直売がメインでしたが、年々減少の一途で、市内の産直売り場も規模が小さくなり、

コロナ禍で取引先も大幅に減少しています。

今回のクラウドファンディングでご支援をいただき、土砂災害にあった茶畑を復旧させ、

浸水被害に遭った機械類を買い替え、来年以降もお茶作りを続けていけたらと思っています。
資金の使い道・実施スケジュール

土砂崩れの復旧に、20万円。

水没して壊れた機械の買い替えに、30万円。

第一目標として、50万円を考えています。

もし第一目標が達成された折には、

第二目標として、未来に向けて新しい機械を導入する費用として、

100万円を考えています。

その他、資金用途にはCAMPFIRE手数料に使用されます。
リターンのご紹介

真心込めて育てたお茶の葉と、大井町で育った元気な稲から精米したお米を組み合わせてお送り致します。
最後に

皆様の温かなご協力をいただいて、松江茶生産の伝統を守っていきますので、是非ご援助をお願い致します。

<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:錦峰園製茶場
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者