挑戦はつづく
繋げよう、橋オケの音楽を。
あなたの想いが新たな伝統の1ページを刻みます
はじめに・ご挨拶
はじめまして! 一橋大学管弦楽団です。
当団は、1919年に創立し、日本のアマチュア・オーケストラとして最も古い歴史を持つ団体の1つです。現在120名程度で活動しており、一橋大学の学生だけでなく、津田塾大学、東京女子大学、東京学芸大学、明治大学など多数の大学の学生が所属しており、様々な分野に秀でた個性豊かな団員で構成されています。
このプロジェクトで実現したいこと
2021年12月に予定している第69回定期演奏会を開催することです。
コロナ禍で十分に活動ができていない中で、後輩に伝統を引き継いで団を存続するためにも、この演奏会を開催することは必至です。
一橋大学管弦楽団 第69回定期演奏会
2021年12月3日(金)夜公演
すみだトリフォニーホール
指揮:松岡究
歌劇『魔弾の射手』序曲/C.M.v.ウェーバー
悲劇的序曲/J.ブラームス
交響曲第2番/S.ラフマニノフ
コロナ禍での活動
本来当団は、年3回のコンサートのほか、学園祭での特別編成オーケストラ(祝祭管弦楽団)の結成・アンサンブル発表、セクション別の演奏会等も開催し、演奏機会の多いオーケストラとして活発な活動をしていました。
昨年3月からは新型コロナウイルスの影響で活動休止が続くなど、十分な活動ができない状況が続いておりましたが、今夏には観客を招いた演奏会を開催することができました。
しかし、活動拠点としてきた一橋大学の学生会館は感染拡大防止の観点から使用できず、外部施設のホールを借りて練習しています。
本来ならば部費やチケット収益で活動費を賄っていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で週に2回の練習にかかる会場費や設備費、楽器の運搬費など、活動費が激増し、かなり財政が逼迫している状況です。
さらに、練習会場の施設予約や練習の際の交通費など、個人が負担する費用も増大しております。
そこで私たちはクラウドファンディングを通じ、皆さまからのご支援を頂きたいと考え、本プロジェクトを始めました。
応援メッセージ
今回のプロジェクトにあたりまして、長年当団をご指導いただいている合奏トレーナーの齊藤栄一先生から応援メッセージを頂きました。
大学オーケストラは、その運営のすべてを学生たちが行います。演奏する曲目は学生たちだけで決定するし、とくに3年生が中心となってマネジメントを取り仕切り、演奏会場の選定や合宿などにかかわる煩瑣な手続きのすべてを学生たちが手分けして行ないます。日ごろの練習でも、どの日にどのトレーナーを呼んで(もしくは呼ばずに自主練で)どの曲をやるかといったこともすべて学生たちが決めていきます。なんでもかんでも顧問の先生がやってくれていた中学や高校のときとはちがうのです。その活動を支えているのが、各自が部に納める部費ですが、大半の学生たちはそれをさまざまなアルバイトで工面しているようです。ですから、ひとつの演奏会が終わったあとの喜びは高校のときまでのクラブ活動のそれとはくらべものにならないほど大きなものになります。
ところが、この一生に一度しか味わえない喜びが日本中の大学オーケストラから2年近くの長きにわたって奪われてしまいました。一橋大学管弦楽団のトレーナーとして今年で41年目をむかえる私にとっても、皆さんのお手伝いができなかったこの2年近くは、なんともはがゆく、また悔しい想いをした期間でもありました。昨年12月末に八王子でなんとか縮小