コロナ禍!スペイン、バレンシアの展覧会ーKIMONOが開催できるよう助けて下さい

コロナ禍!スペイン、バレンシアの展覧会ーKIMONOが開催できるよう助けて下さい
構想10年。しかしコロナで公的な支援が取り下げられてしまいました!スペイン・バレンシア市にある「バレンシア着物クラブ」は展覧会「KIMONO」を10月末から開く予定ですが、コロナ禍のため公的機関からの支援が取り下げられ、展覧会の開催費用が足りません。どうか、あたたかいご支援をお願いいたします。

る日本文化の伝統について広く知っていただけるような展覧会を開きたいと考えておりました。

2020年春に、展覧会「Kimono-伝統からモード」を開催するチャンスを得ました。しかし、新型コロナウィルスのパンデミックにより延期を余儀なくされ、スペインで、ロックダウンが解かれた今春、これでようやく展覧会が開催できると希望に胸を膨らませていた矢先……前述の通り、予定されていた公的機関からの支援が取り下げられてしまったのです。

しかし、長年あたためてきた夢を簡単にあきらめることはできませんでした。会場としてお借りするバレンシア・シルク博物館も、
「この展覧会はコロナ禍で疲弊している人々の心を勇気づけることができる」と期待してくれています。

そして、なんと、私たちと一緒に各方面に支援をお願いすることを約束してくださったのです!

もはや私たち「バレンシア着物クラブ」の熱い想いだけではありません。関係各方面から大きな期待を寄せられている展覧会「Kimono-伝統からモード」は絶対成功させなければならない、私たちはそう決意を新たにしています。

皆さま、展覧会「Kimono―伝統からモード」に暖かいご支援をいただけますよう、心よりお願いいたします。

展覧会は次のように開かれる予定です。
イベント名:展覧会「KIMONOー伝統からモード」

開催期間:2021年10月28日から2022年2月28日まで

場所:スペイン・バレンシア市 バレンシア・シルク博物館(El Museo de la Seda de Valencia)

展示物:スペイン在住コレクターの着物及び和装小物約50点

   日本の伝統工芸アーティストの作品約20点

出展予定のアーティスト(アイウエオ順、敬称略):

   阿部遼(紅型染め作家)

   野口佳代(刺繍作家、壁画ペインター)

日本文化フェア(展覧会場にて2022年2月開催予定)和柄デザイン講師

   成願義夫(和柄デザイナー、伝統文様研究家)
当展覧会出展アーティストからの自己紹介とメッセージ(アイウエオ順、敬称略):
阿部遼(紅型染め作家):

 沖縄県在住の伝統染色、紅型染め作家。紅型工房あしび代表。

 主に着物や帯などの和装の作品を制作しています。スケッチから図案を描き、型紙を彫り、色さしから仕上げまで全て1人で制作しています。作品のモチーフは植物が多く、幼少期より草花を好んで育てていました。

 海外では、日本の伝統衣装の認知度は低いですが、日本の染色技法で染められた作品をスペインの人々が見るとどう感じるかを知ることで、和装のものだけではなく新たなものを染めるヒントとしたいと考えています。

野口佳代(刺繍作家):

 新潟在住の刺繍作家、壁画ペインター。https://atelier-chikuchiku.com/

 私は自分が創り出す世界観が大好きで、一番のファンは自分自身です。幼い頃、自分の容姿を嫌い、周囲からは言葉が変だと言われ、話すことから逃げていました。その時に出会ったのが描くこと、刺繍することです。描きと刺繍に没頭し、自分の世界観を表現できるようになると、周囲の反応も変わりはじめ、どんどん心に楽しさが広がっていきました。たとえ、困難なことや悔しいことがあったとしても「これには何か意味があるんだ」と思えるようになりました。

 自分の存在価値を見出せない、自分に自信がない、自分を好きになれない……。そんな人でも「好きの源」に気づいたとき世界観が変わり、自ら行動できるようになって、ワクワクする人