コロナ禍!スペイン、バレンシアの展覧会ーKIMONOが開催できるよう助けて下さい

コロナ禍!スペイン、バレンシアの展覧会ーKIMONOが開催できるよう助けて下さい
構想10年。しかしコロナで公的な支援が取り下げられてしまいました!スペイン・バレンシア市にある「バレンシア着物クラブ」は展覧会「KIMONO」を10月末から開く予定ですが、コロナ禍のため公的機関からの支援が取り下げられ、展覧会の開催費用が足りません。どうか、あたたかいご支援をお願いいたします。

はじめに・ご挨拶
着物って最高! 日本文化ってすばらしい!

はじめまして。スペイン在住のミキータこと佐藤美季と申します。

このページをご覧いただいて、ありがとうございます。

私と着物との出会い。それは最愛の母が遺した大量の着物をどうしようかと悩んでいる時のことでした。母の思い出もあるし、処分するにもどうしたら良いのか……。そんな時、「バレンシア着物クラブ」と出会ったのです。

それまでは、正直なところ「着物を着るのは難しいし、面倒」と、あまり興味はありませんでした。

しかし、クラブのメンバーたちが思い思い、自由に着物を着ている様子がとても楽しそうに見えたのです。

そんなメンバーたちの姿に少しずつ影響され、着物に対する考えがすっかり変わりました。

「楽しく着ること」が何よりも大切ということに気づきました。また、着物の長い歴史から生まれた伝統の奥深さに少しずつふれ、感銘をうけるとともに、そのような文化を継承してくださった先人たちに感謝するようになりました。

ところが、今、他の日本の伝統文化と同様、着物の世界も職人の後継者不足や質の高い原料の不足などのため、存続の危機にあります。

その大きな要因が、日本人の「着物ばなれ」です。一部の若い方たちの間では、ファッションとしての「着物」に注目する層も出てきていると聞きますが、衰退の大きな流れを変えるほどの力にはなっていないようです。

その一方で、海外では「空前の日本文化ブーム」が起こっています。私はスペインで暮らし、これまでスペインやメキシコで日本文化イベントを開催してきました。そして日本語を教えたり、YouTube、FacebookなどのSNS投稿を見たりする中で、いかに海外の人々が日本文化を理解し、愛してくださっているのか実感しています。

この2つの現象は、以前の私も含めた多くの日本人が、自分たちの国の文化を過小評価し、自信を失っているということを表しているのではないでしょうか。

このプロジェクトで実現したいこと

世界に誇る日本の「着物」と「着物アーティスト」を支援!

この展覧会「KIMONO」プロジェクトでは、主に3つのことを実現したいと考えています。

1つ目は、着物を含めて日本の文化を愛してやまない「バレンシア着物クラブ」のメンバーがクラブ発足から約10年温めてきた「着物の美しさ、その背景にある日本文化の伝統。そして、世界に通じるファッションとしての着物の可能性」をスペインから世界に広げたいという夢を実現することです。

2つ目は、衰退の一途をたどる着物業界の逆風を受けながらも、伝統技術への研鑽を積み、着物の「芸術・アート」としての可能性にチャレンジし続ける日本人アーティストの作品を世界に紹介するステップとなることです。展覧会の会期4か月間は、ほぼ月替わりで3人の作家さんたちの作品を展示する予定です。

3つ目は、このチャレンジにご支援をいただいた皆さんを含め、どんな形であれ関わってくださった方々に着物を含めた日本文化のすばらしさを再認識していただき、コロナ禍で暗くなりがちな気持ちを盛り立て、将来に希望を持つきっかけにしていただくことです。
プロジェクトをやろうと思った理由
バレンシア着物クラブの熱い想いとは

バレンシア着物クラブは、10年前の発足以来、市役所や学校などで着つけデモンストレーション、浴衣体験、茶の湯、生け花デモンストレーションなど日本文化を紹介する活動を続けてきました。

その中で、いつかは、着物のさまざまな種類や用途、そして、その背景にあ