乱れていたり、運動をする余裕が無かったり、日々ストレスにさらされていたり。メタボや生活習慣病と隣り合わせでいながら、健康的な暮らしを送れずにいる方が多いのも実情です。
また、女性に比べて、台所仕事に携わる機会や、体に良いものを求めて積極的にお店へ足を運ぶといったことがしづらい状況の方も多いようです。
そこで、こうした方たちに、無理なく、手軽に、体を労わってもらえたら、という想いから誕生したのが、この生味噌玉です。
もちろん、これはおっさんに限らず、食べ盛りの子供のために、自分の食事が後回しになってしまっているお母さんや、夢に向かって休む間もなく働く友人など、皆さんが思い浮かべる、あらゆる頑張る皆さんに当てはまるものです。
生きているお味噌のちから
味噌は、戦国時代のプロテイン玉。
常温で保存のきく味噌は、戦へ行く武士の携帯栄養食。「味噌汁一杯三里(約12km)の力」というその活力を表すことわざもあるように、昔からお味噌はちからの源として、ニッポンの毎日を美味しく支えて来ました。
また、煮た大豆はすぐに腐りますが、味噌は何年も腐りません。微生物たちは呼吸を続け、より複雑な味や香りを生み出し、月日をかけて、とても健康効果の高い物質が生成されます。おなかの調子が悪いときにひと舐めするだけで、気分がすっと整います。
素材へのこだわり
発酵食堂カモシカで使用している素材について、まず大切にしていることは、安心安全なものを、出来る限り顔が見える直接取引で仕入れていることです。
最高級の素材ではないかもしれないけれど、自分たちが貰ったら嬉しくて、大切な人にお裾分けしたくなるような素材をひとつひとつ厳選して使用しています。
京丹後・夕日ヶ浦で塩をつくる「善助」代表の池田さん
味噌玉に使用している味噌は、オリジナルレシピで仕込む発酵食堂カモシカの手前味噌です。材料は滋賀県産の青大豆、京都府亀岡市の米麹と京都府京丹後・夕日ヶ浦の天然海塩を使用しています。
甘味が強いことが特徴である青大豆を使用し、米麹をたっぷり使う「倍麹」で仕込んでいるので、お味噌汁にしたときに、ホッとするような甘味と旨味がやさしく広がります。
味噌玉の味
国産の煮干しと鰹節を贅沢に使い、誰もが美味しいと思える味噌汁を目指しました。
具材は玉ねぎのみでシンプルに。乾き物ではなく、生の野菜を少しでも食べてほしいと思い、好き嫌いがあまり分かれない玉ねぎを選びました。玉ねぎのシャキシャキとした食感を楽しんでいただくとともに、お好みの具材を足して、気分を少し変えてみるのもおすすめです。
ひとつひとつ丁寧に自社で製造
なぜわざわざ「生味噌玉」を贈るのか?
朝起きて仕事をし、ご飯を食べて、お風呂に入って眠る。そんな日常が忙しい。少しでも朝はゆっくり寝ていたいし、疲れた夜は少しでも早く休みたい。そうして気づかないうちに、後回しにしてしまった日々の食習慣がご自身のからだに負担をかけているかもしれません。
微生物が生きている発酵食は、忙しいひとの味方。食事を簡単においしく、からだを元気にしてくれます。発酵食堂カモシカは、料理をする時間がないというひとにこそ、発酵食を届けたいと思っています。そして、誰もがそういった「忙しく頑張っているひと」や「元気でいてほしいひと」の存在がいるはず。
そんなひとたちに生味噌玉を贈ることで、無理なく、手軽に、体を労わってもらいたいのです。
手軽だから続く。1日1杯の味噌汁が、毎日を支える。
「味噌汁1杯つくるのは面倒くさい。」「できるだけ洗い物を増やし