
今、密かにブームになっている「モルック」をご存じでしょうか?
モルックとはフィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームを元に考案された、2人または2チーム以上で約20センチメートルある木製の棒「モルック」を交代で投げ合い、12本の木製ピン「スキットル」を倒して得点を競うスポーツです。
プレーヤーは交互にモルックを投げて、スキットルを倒して得点を加点していきます。
得点方法は2パターンあり
 ①スキットルが1本のみ倒れた場合
 ⇒倒れたスキットルに書かれている数字が得点になります。
 ②スキットルが2本以上倒れた場合
 ⇒倒れたスキットルの本数が得点になります。
簡単な流れとしては
①モルックを投げてスキットルを倒す。
②得点ルールに従って得点を数える。
③倒れたスキットルを倒れている地点で立て直す。
④次のチームのターンに移る。
これを繰り返して加点していき、先に50点ピッタリになった方が勝ちです。
 もし50点を超えてしまった場合は25点に減点されてゲームを継続します。
 3回連続でスキットルを1本も倒せなかった場合はその時点で失格です。
芸能人やYouTuber他たくさんの方々が楽しくプレイされています。
弊社は長年、介護福祉サービスを提供し地域に密着した訪問介護事業所です。
 「人と人の出会い、繋がりを大切に」をモットーに日々従業員一同努力しています。
弊社事務所写真です。
そんな弊社の地域交流の一環として、障がいのある方ない方、お年寄り子供関係なく地域のみなさまで楽しもうと「モルック」を取り入れています。
ところが何度かプレイするうちに色々な問題が出てきました。
輸入品正規モルックでは健常の方なら軽々モルックを投げることができますが、体が思うように動きにくい、体に力が入りにくい、力が弱い障がいの方や高齢者、お子様にとってはモルックが重すぎて狙った所に上手く投げれない、スキットルまで届かない、スキットルが倒れない等本来は楽しい「モルック」を楽しみにくい状態でした。
そこで老若男女障がいの有無に関係なく、皆が共に同じフィールドで楽しめるように、弱い力でも倒れやすく、障壁なく誰でも簡単に楽しめる
 オリジナル「ミニらいとモルック」を制作しました。
弊社の制作したオリジナル「ミニらいとモルック」は
・軽い素材の天然木を使用
・正規品より小さく軽く
・倒れやすくするため地面(床)との密着部を減らすために背面をカット
  (意匠登録1681027)
 ・木の表面を滑らかに削っているので、
  木の温もりを手のひらで感じることができ、
  握りやすくリハビリテーションに使用することができます。
 ・「モルック」のシンプルで分かりやすいにも関わらず
  奥が深いゲーム性、点数の計算により
  お子様は遊びの中で楽しく計算力を養うことができ、
  高齢者の方には脳の活性化による 認知症予防効果が期待できます。
 ・軽量設計ですので持ち運びも楽々で、
  ご自宅でも外出先でも場所を選ばず遊んで頂くことができます。
モルック、スキットル、モルックバッグは地元で30年以上も愛されている株式会社アマサキ様に、製品梱包は弊社の理念に共感していただいた、株式会社アマサキグループである、障がい福祉サービスの就労継続支援B型事業所オリオンステージ様にお願いしております。チーム一丸となり「ミニらいとモルック」の制作と普及に取り組んで行きたいと思います。
・スキット
