築100年の蔵「喫茶 時薬」が来夏OPEN!八ヶ岳の麓で癒しの時間を届けたい!

築100年の蔵「喫茶 時薬」が来夏OPEN!八ヶ岳の麓で癒しの時間を届けたい!
時間があらゆることを解決し、癒してくれる。そんな喫茶店を作りたい。小さい頃から、古くて温かみのあるものに囲まれた私は、築100年の蔵を改装してレトロな喫茶店を開くことを決めました。アンティークショップ営む北杜市の実家の隣で、来年夏にオープン予定の「喫茶 時薬」の開業プロジェクトです!

はじめまして。深澤はるな(現姓:後藤はるな)と申します。

山梨県北杜市の自然豊かな場所に、夫と暮らしています。

私は学生時代に、栄養士、調理師の免許を取得し、独立開業を夢にホテルの厨房や個人飲食店などで働き、料理に携わってきました。

そもそも、なぜ私が「食」の道を選んだのかを少しだけ紹介させていただきます。

私が15歳の思春期真っ只中の頃、摂食障害という精神的病気を患いました。食事が食べられなくなり、精神的にも、身体的にも限界を迎え不登校となり、高校を辞めました。それから、自分の心と身体に正面から向き合い、家族の協力も得ながら長い長い療養を経て、徐々に元気を取り戻していきました。

自分のためにも栄養や食事の重要性をしっかりと学ぶ必要がある!と思い、栄養士、調理師の免許を取得してきました。そんな中で、料理をすること、食べることが何よりも大好きになり料理人の道へと自ずと導かれました。

そのような訳で、私にとって「食」は私の人生のテーマであり、一生追及していくものとして熱い熱意を持って現在も料理に向き合っています。

ホテル勤務時代の私(右)と大好きな先輩(左)大好きな先輩(左)ホテル勤務時代の私(右)

ターニングポイントは2021年2月に結婚を期に地元である山梨県北杜市に帰ってきたことです。女性としての働き方の観点からも、もっと自由に仕事をしようと思いました。

ずっと夢として追いかけてきた自分のお店を出すことを実現するため、実家の築100年の蔵でレトロな喫茶店をオープンさせることを決意しました。

誰もがほっと一息できる場所で、悩み事や疲れがふっと軽くなるような安心できる空間を作り上げたい!

このプロジェクトはそんな熱い想いの詰まった、蔵の喫茶店オープンが目標です!

お店の名前をご紹介致します。

「時薬」(ときぐすり)という言葉は聞きなれないかもしれません。「時薬」とは、時間が薬となり、あらゆることを癒し、解決してくれるという意味の言葉です。私はこの言葉に何度も救われてきました。当時、病気をして苦しかった時間の中で、疲れた心を癒し、回復させてくれたのはやはり時間でした。

私が作り上げたい喫茶店は、時間そのものをテーマにしています。

私たちには、ほっとできる居場所が必要不可欠です。落ち着く空間で美味しいご飯を食べたり、おしゃべりしたり、静かに一人の時間を楽しんだり・・・思い思いの時間を過ごしていただきたいです。

そんな喫茶店を実現するために、今年9月中旬より蔵のリノベーションが始まります。

リノベーション前の蔵の様子

平面イメージと内装イメージ

蔵のリノベーションと共に、自然豊かな北杜の景色を楽しめるよう、テラス席を蔵の隣に設置します。テラス席は自分たちの手で一から作り上げます。テラス席からは、富士山、南アルプスが一望できます。新型コロナ感染症対策としても、テラス席で安心してご利用いただけると思います。

蔵及びテラスが完成し、喫茶店をオープンさせるのは来年の初夏を予定しております。

喫茶店でお出しするお料理は、「懐かしい」お料理です。オムライスやカレーライス、ナポリタンなど、どこかほっとするようなお料理。

こだわりは、私の父が有機栽培で愛情込めて育てたコシヒカリのお米です。どんなお米より、父の作るお米が世界一美味しい!!と自負しておりますので自信をもってお出しできます。

もっと多くの方に父の自慢のお米を食べていただきたい!という思いもあり、リターンとしても準備いたしました。自家栽培のお野菜も使って、安心