死別を乗り越えて、故人への思いと生きることへの希望をひきだすプロダクトを作りたい

死別を乗り越えて、故人への思いと生きることへの希望をひきだすプロダクトを作りたい
生きていれば誰もが経験する「死別」。故人のことを無理に考えないようにしたり忘れようとしたりするのではなく、きちんと向き合い、考え、語り合う。故人との素敵な思い出をそのままに、自分の人生をより強く生きるためのプロジェクトです。

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。さだまらないオバケと申します。
東京デザインプレックス研究所のFUTURE DESIGN LABOで出会った社会人4名で結成しました。

私たちのプロジェクト第一弾は、「ひきだしプロジェクト」です。

死別による心のモヤモヤに対して『故人との思い出をひきだし、生きる希望をひきだす』ためのプロダクトとして「ひきだしカードゲーム」と「ひきだしノート」を企画しました。

このプロジェクトは私たち自身の死別実体験から生まれました。

身近な人を亡くした時、自分自身も悲しいのに、自分より深く悲しんでる人を見るとその人の前では自分の悲しみは吐き出してはいけないように感じました。また同時に、悲しんでいる人にどう声をかけていいのか分かりませんでした。

突然の死のショックを受け入れられない、かといって誰にも話すことができず心の整理もできないまま、故人のことを考えないように心に蓋をして日常を過ごしてきました。

だけど、このままだと故人との大切な思い出も忘れてしまったようで虚しい。死は悲しい出来事だったけど、生きていた頃の楽しかった思い出もずっと忘れずに大切にしたい。

”大切な思い出があるからこそ、勇気を出してきちんと死と向き合いたい”と気づきました。

話は変わって、高齢化と少子化が進む日本はすでに多死社会。死者の数も年々増加しています。(厚生労働省「人口動態統計」より)

とある葬儀社さまより伺ったお話によると、近年は葬儀の縮小化が進んでいて昨年からの新型コロナウイルスの流行がこの現象をより加速させているようです。また、血縁のない方の葬儀に参列することも年々減ってきています。時間が経ってから友人が亡くなったことを知っても偲ぶ機会がないという場合もあるでしょう。

また、新型コロナウイルスに感染して亡くなった方は通常の葬儀を行うことができず、心の整理がつかないままにお別れしないといけない現状があることを、私たちはニュースやSNSを通してたくさん耳にするようになりました。

このような日本の傾向から、死別によるもやもやした気持ちを整理できない人が今後もっと増えていくのではないかと想像し、私たちに何かできることはないかと考えるようになりました。

「死」をテーマに取り組もうと決めたものの、私たちは誰一人として専門的な知識を持っていませんでした。

そこで、色々な「死」や「弔い」に対する考え方を学ぶためにお坊さんや遺品回収業者の方、葬儀用品メーカーの方、大学で死にまつわる研究をされている先生、精神科の先生、同じように死別をテーマに活動されている方などさまざまな方にお話を聞き、自分たちができる解決策を模索し続けました。

何度も何度も企画を考え直す中で「グリーフケア」という取り組みを知りました。

グリーフケアは「遺族が抱える死別の大きな悲しみ=悲嘆(グリーフ)に寄り添うことで心の回復をサポートする取り組み」ですが、グリーフを抱えるのは遺族に限らず、血のつながりがなくても大切な人や仲のよかった人を亡くせば誰もがグリーフを抱える可能性があるのではと考えました。

グリーフの重さや大きさに関わらず、死別を経験したすべての人が気軽に手にとって心の整理ができる、そんなプロダクトを作ろうと決めました。

そして、心を整理するためにカウンセリングで利用されている「外に気持ちを発散する」という手法を知り、「話す」ことをメインとしたカードゲームと「書く」ことをメインとしたノートを作りました。カードゲームは複数人で、ノートは一

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