クラフトチョコレートの販売を再開させて、地元室蘭市でチョコの魅力を伝えたい!

クラフトチョコレートの販売を再開させて、地元室蘭市でチョコの魅力を伝えたい!
チョコレートを1から作ってみたい!と思い、パティシエの仕事の傍でクラフトチョコレートの製造販売をしていました!そんな中実家の仕出し業を継ぐために地元に帰ってきました。チョコレートを製造するための環境を整備し、チョコレートの魅力をつたえていきたい!

はじめに

ページをご覧いただきありがとうございます。北海道室蘭市で 50 年以上続く仕出し屋 『ごはん処たにふじ』を営んでいる谷藤貴昭(28)といいます。家業を継ぐべく地元であ る室蘭市へ帰ってきました。それまではパティシエとして北見市にあるパティスリー(お菓子屋さん)で働いていました。パティシエという職にあこがれ高校卒業後、札幌の専門 学校へと進学し夢であったパティシエとして働いていました。

現在までに一度も店を継いでほしいという親からの言葉はありませんでしたが、長男であ るということ。50 年以上続いている仕出し屋の跡継ぎがいないということがずっと心に 残っていました。

そしてパティシエとして 8 年働いた今年、ついに地元に戻り家業を継ぐという決意に至りました。
チョコレートの虜となり立ち上げたブランド『チョコレート研究室』

パティシエとして働く中で私はひとつのブランドを立ち上げました。

それが『チョコレート研究室』です。 「チョコレートってそもそも何なんだ??」 ブランドを立ち上げるきっかけとなったのは、私自身のひとつの疑問からでした。

お菓子作りにおいて、日々取り扱っている食材がチョコレートです。チョコレートは温度管 理がとても繊細でプロでも取り扱うのが難しい食材です。そんなチョコレートにふと興味 を持ち、たどり着いたのが『一からチョコレートを作りたい』という思いでした。

チョコレートをお菓子へと加工する技術や知識は身に着けていましたが、カカオ豆からチ ョコレートへと加工する工程や技術は正直全く分かりませんでした。そこで仕事の合間に 「bean to bar チョコレート」(カカオ豆から板チョコレートまで一貫して手がけたチョコ レート)を作られている方に直接お話を伺いに行ったりなどして独学で勉強をしました。カ カオ豆は、香りや味わいが産地によって全然違います。焙煎具合や洗練時間、副材料によって複雑に混ざり合った結果、芳醇な香りを作り出すことができます。

たくさんのバランスを考慮することに加えて、こだわったのが「安心、安全なチョコレート」 にすることでした。

私には 2歳になる子供がいます。子供を授かって初めて気づいたのが、口に入る食材の安 全さ・安心さでした。多くの人が好んで食べるチョコレート。一から作ることでお子様をは じめ多くの方に安心して食べていただきたいと思っています。務めていたお店の設備をお 借りしながら試行錯誤を繰り返し、ついに納得のいくチョコレートを完成させることができました。

ネット販売や働いているお店で一部場所をお借りして販売を行いました。販売するために 立ち上げたブランドが『チョコレート研究室』でした。(2020 年)短期間の販売でしたが、 累計で 700 枚近く販売することが出来ました。

『絵本』をイメージしたパッケージデザインは女性の方やお子様に親しみを持ってもらいたいという思いが込められています。

バレンタインデーやホワイトデーなど時期によってパッケージデザインを変えて販売しました。

●『仕出し』 × 『チョコレート』 =

仕出しの仕事にパティシエを通して身に着けた技術を掛け合わせてみたい。

家業を継ぐにあたり新たな目標を持っています。法要でいただいた仕出しの注文にチョコ レートやお菓子の引き出物をご用意したり、食後のデザートまで美味しく楽しんでいただ けるようなセットを用意したいと考えております。50 年続いている『ごはん処たにふじ』 にとって新しい風となり、コロナ禍における