はじめに・ご挨拶
熊本高専の情報通信エレクトロニクス工学科卒業生、電子情報システム工学専攻修了生のゆーたです。
今までに様々なハッカソンイベント(開発&プレゼン発表のコンペ)20件に参加し、10件の入賞を経験しハッカソンで大きく成長しました!
この度、学外組織である、熊本高専生を対象とするNITK HACKATHONの運営を立ち上げました。
準備も順調に進んでおり、本科2~5年生を中心に13名が参加予定です。
このプロジェクトで実現したいこと
ハッカソンは魅力的な開発イベントですが、熊本県では技術系イベントが少なく、現在ハッカソンは年に0回、コロナ以前でも年に1, 2回(合志市付近は0回)でした。
熊本高専生は土地的な影響により、ハッカソンなどのイベントに参加しづらく、そういった技術イベントの情報を手に入れることも難しくなっています。
実際に今回のハッカソンの説明会でほとんどの学生がハッカソンという名前を聞いたこともなく、名前を知っている人も参加したことは無いようでした。
そういった状態でも、熊本高専生がハッカソンイベントに参加できるように、私がハッカソン運営を行い、熊本高専生へ向けたハッカソンを開催することにしました!!
また、本プロジェクトは地方創生プロジェクトの一つとして動いています。
弊団体は地方創生のための一つの課題に「地方においての社会実装可能な人材不足」を定めました。
現在、経産省より、IT人材不足・都心への一極集中により地方のデジタル化を推進する人材の不足が指摘されています。
また、地方課題の顕在化は進み、経産省のAIインクルージョン会議では地方課題のAIによる解決の方針が示されています。
このような状況から「地方課題」と「学生を含む社会実装が可能なIT人材の育成」は非常に関わりが深いと考えられます。
現在の熊本の「IT人材育成課題」を解決するための一つの解決法が本ハッカソンであると考えています。
これまでの活動
ハッカソンイベントに2018年に1回、2019年に2回、2020年に10回、2021年に7回参加し、10回の表彰を受けました。1度も熊本県で開催されたものには参加したことがなく、「もっと身近にハッカソンイベントがあればいいのになぁ」「もっと下級生のうちに多くの情報に触れられていたらなぁ」と考えていました。
そういった活動経験から、熊本高専にハッカソンを持ち込もうとしました。
また、ハッカソンを高専生に対象を絞り開催しているのは、高専は他の教育機関に比べ在学年数が長いために、ハッカソンにおいて限られた育成リソースを繰り返し参加による継続的学習機会に変換しやすく、結果として他の教育機関に在籍する学生よりも社会実装の実現可能性が向上すると考えているからです。
今年の3月・5月には第1・2回目を開催し、合計29名の参加学生が、2日間でありながら、レベルも高く、非常に満足度の高いイベントとすることができました。(学生アンケート評価値は平均80~90%)
そして、今回新たに、学生へ呼びかけ13名の熱心な学生が集まってくれました。
皆様に意欲ある学生への支援をお願いしたいです!
資金の使い道・実施スケジュール
参加学生の開発支援(サーバ、デバイス、教材など): 4万円程度
参加学生の交通費支給: 3万円程度
優秀学生への景品: 3万円程度
その他運営費: 2万円程度
リターンのご紹介
支援額: 1,000円
(1)「第3回 NITK HACKATHON」の最終プレゼンへ招待
– 2021/9/5(