マダガスカルで緑の再生を ~児童養護施設から森を回復し鳥を呼び戻そう~

マダガスカルで緑の再生を ~児童養護施設から森を回復し鳥を呼び戻そう~
アンバトランピ市の児童養護施設の丘で外来樹(ユーカリ等)を在来樹に植替える自然回復を進めています。鳥や虫、豊かな海が戻ります。この活動は84年からJICA事業、施設支援、桜植樹などに取り組んできた石原(旧姓古矢)晃さんの遺志を継ぎ、NPO法人アジア母子福祉協会(AMCWA)が進めています。

aja Rajanson氏については下記、担当チームの略歴をごらんください。

担当チーム リーダー   山口洋一
      サブリーダー 濱口光
      コアメンバー Haja Rajanson
             大谷光弘

リーダー山口洋一の略歴

 1937年佐賀県生まれ、1960年東京大学教養学部卒業、外務省入省、経済局、アジア局、情報文化局勤務、フランス、南ベトナム、イタリア、インドネシア各大使館勤務を経て、1981年よりユネスコ常駐代表、マダガスカル大使、トルコ大使、ミャンマー大使などを歴任。2000年アジア母子福祉協会設立と同時に理事長(現任)。
 『ミヤンマ-の実像』(勁草書房)、『歴史物語ミャンマー上・下』(カナリア書房)、『アウン・サン・スー・チーはミャンマーを救えるか』(マガジンハウス、弊会寺井監事との共著)等著書多数

サブリーダー 濱口光の略歴 

 1985年三重県生まれ、2008年北里大学水産学部卒業、同年~2010年、青年海外協力隊マダガスカル村落開発普及員、2011年在マダガスカル日本大使館通訳、2011年~12年JICA北西部地区におけるティラピア養殖普及を通じた村落開発プロジェクト参画、現在も在日マダガスカル人たちと繋がり、マダガスカルへの支援を継続中。
 2012年よりアジア母子福祉協会会員。石原氏のマダガスカルにおける在来樹植林活動に継続的に参画、2020年コロナ禍でマダガスカルを訪問できないため、現地NGO代表Haja氏と緊密に連携してアンバトランピ児童養護施設での在来樹植林活動を推進。

コアメンバーHaja Rajansonの略歴

 1975年マダガスカル生まれ、NGO Masidray代表としてマダガスカルにおける環境保護活動、JICAプロジェクト支援などに従事。 幼少期に石原晃と出会い、その活動を家族ぐるみで支えてきた。2014年以降、AMCWAの在来樹植樹、児童養護施設支援、淡水魚養殖技術指導など幅広く活動。
 2020年度は濱口光と緊密に連携し、マダガスカルにおける責任者としてアンバトランピ児童養護施設での在来樹植林活動を実施。

コアメンバー大谷光弘の略歴

 1947年埼玉県生まれ、1971年早稲田大学卒業、グローバル電子部品メーカー日本法人営業統括部長などに従事。2000年アジア母子福祉協会設立時より会員、現常務理事。石原氏のマダガスカルにおける在来樹植林活動に参画、2020年コロナ禍でマダガスカルを訪問できないなか、上記濱口氏と現地NPO代表Haja氏との連携案件を責任者として推進。

リーダー(山口洋一)メッセージ

 石原さんは1980年代にJICA水産協力事業で海の幸と無縁だったマダガスカルの首都、アンタナナリボへ冷蔵流通を確立するなど画期的な成果を上げ、AMCWA参加以降は漁業振興の取り組みの中からたどり着いた固有樹林回復事業に精力的に取り組んできました。この活動の場であるアンバトランピ市の児童養護施設へは毎年文房具・食材・衣類などを届けてきました。さらに首都で桜並木を作る活動も行い、名所ができつつあります。
 弊会は石原さんの遺志を引き継ぎ、会を挙げて活動を進めていきます。マダガスカルでの環境と生物多様性保全の取り組みに是非ご支援ください。

 サブリーダー(濱口光)メッセージ

 マダガスカルは1980年代から日本が水産協力しており、立役者が石原さん(旧姓:古矢さん)です。
 2009年1月、私は青年海外協力隊員としてマダガスカルに赴任し日本大