マダガスカルで緑の再生を ~児童養護施設から森を回復し鳥を呼び戻そう~

マダガスカルで緑の再生を ~児童養護施設から森を回復し鳥を呼び戻そう~
アンバトランピ市の児童養護施設の丘で外来樹(ユーカリ等)を在来樹に植替える自然回復を進めています。鳥や虫、豊かな海が戻ります。この活動は84年からJICA事業、施設支援、桜植樹などに取り組んできた石原(旧姓古矢)晃さんの遺志を継ぎ、NPO法人アジア母子福祉協会(AMCWA)が進めています。

aさんの力を借り、在来種植樹を実施しながら、果樹・野菜、水産養殖も含めた将来展望を描いていきます。

 在来樹林によりマダガスカル固有の鳥、虫、動物のすみかを作ります。取り組みを通じ園の経済的な自立性を高め、園児のなかから植樹や園芸などで生計を立てていける人たちを生み出します。

応援メッセージ

 マダガスカルの植林事業を私も応援しています(浜部めぐみさん) 

AMCWAマダガスカル・プロジェクトは、2009年に始まりました。私が青年海外協力隊員として赴任したアンバトランピには、警察官の親を殉職で亡くした子の児童養護施設があり、当時、マダガスカル日本大使館に勤務されていた石原さんに、養護施設を紹介したことが10年以上続くプロジェクトの始まりとなりました。
 クリスマスに子ども達に少しでもご馳走をと給食用の食材や文房具を届けたり、桜の植林や手入れを子ども達に教えたり、いつも心温まる活動を、マダガスカルの人と国の成長、発展を願って、現地の人々と共に活動してくださりました。
 石原さんの遺志は、固有種植林事業として、AMCWAと現地の人々に引き継がれております。物資を届けるだけでなく、植林や養殖といったマダガスカルの人々が現地の環境を維持し、自分たちの生活を向上できる技術を伝えていく持続可能な支援を目指しています。マダガスカルに豊かな森が育ち、アンバトランピに満開の桜が花開き、日本とマダガスカルの友好が続きますように、このプロジェクトにご賛同いただければ幸いです。

父、石原晃の大きな夢の実現を私も願っています(阿部雅玖さん)

このプロジェクトは、亡き父が第一線に立ち行ってきました。
父は仕事上、様々な国や地域に渡航しており、マダガスカルとの関係は1984年に始まりました。マダガスカルという国に魅了され、余生はマダガスカルで活動することが目標でした。
 父は日本と同じ島国で、インド洋上に位置するマダガスカルはアジア的な要素もあり、非常に面白く、これからもっと発展していく国だと言っていました。ただ、国の発展や漁業振興ばかりに目を向けるのではなく、環境面で関係の深い固有樹林の保護・回復をし、マダガスカルという国の良さとマダガスカル人の生活を守られなければ意味がないと考えました。
 自然と人を守っていく為に、桜並木や在来樹の植林活動をすることにしました。活動の中で技術的なことを教えるだけでなく、物資支援により少しでもマダガスカルの人たちの生活に貢献できることが幸せそうでした。老人の老後の趣味と言いつつ、マダガスカルでの活動に無我夢中でした。
私は、現在障がい者の支援員をする傍ら、夫と共に三人の子を育てています。子育てが落ち着いたら、マダガスカルを訪れ、父の取り組んでいた植樹を自ら手掛けたいと思います。それまではプロジェクトを物心両面で応援していきます。皆様にもお力添えいただければ幸いです。

資金の使い道

 目標金額は60万円です。下記支出額のうち本プロジェクトのための広報費、リターン、手数料を除くと100万円、うち50万円をAMCWAの資金から拠出します。 
苗木代   :約20万円
監督人件費・車両費:約60万円
作業員人件費:約15万円
その他    : 約5万円
広報費    : 約1.3万円
リターン   : 約2.7万円
手数料   :約 6万円(9%+税)

 苗木代からその他費用は弊会より数回に分けてHaja氏に送金し、プロジェクトの実施に用いてもらいます。リターンについてもおもに現地での制作費にあてられます。
実施スケジュー