と揶揄されることもありましたが、
私のワーホリはワーカホリックのワーホリだからー!と笑い飛ばしておりました。
そんな声に反応したり、凹んでいる時間がないくらい、
自分の限界を超える日々、毎日200%めいいっぱい、振り切って生きていたのです。
これは決して、優等生的な頑張ったよアピールではなく笑、
そうでもしてないと一人異国の地で、先頭に立って会社を継続していられない
そんな切羽詰まった、いつも追い詰められた精神状態でした。
ニュージーランドで起業して1年が経った頃、地域貢献を目的として
老人ホームでボランティアをしようと試みた時のことです。
オークランドシティ、当時20か所くらいの施設に片っ端から電話して全て断られ
しぶとく再度アプローチして、1か所だけ話を聞いてくれることになり、
スタッフと共に現地に向かいました。
ひと通りお話を終えて、いざデモンストレーションとなった時に
まさかの「足はちょっと・・・・」と言われ(笑)
ここで引き下がったら、全て終わると思い
「じゃ、手にしましょう!」と切り返し、そっと手に触れました。
最初は、緊張してこわばっていた表情が徐々に和らぎ、穏やかな表情へ。
少しずつ心を開いて、私たちに自分のことを話してくれるようにまでなっていったのです。
この間、わずか5分程度。
この光景を目の当たりにした時、
これは文化や習慣や人種や言語を超えた最強のコミュニケーションツールだと思ったのです。
その後、私たちのボランティアの噂は市内に広がり、お断りがでるまでに人気となりました。
この原体験が、今のハンコミのコンセプトになっています。
ハンコミは、言語も文化も年代も全てを超える
最強のコミュニケーションツール。
多くの人に知って頂き、学んで頂き、体験して頂き、
大切な人とやりあいながら、元気に笑顔になってほしいと思う原動力になっています。
帰国後、1年半の市場調査と準備期間を経て
2010年に立ち上げたオーガニックの教育団体(社)国際オーガニックセラピー協会のコンセプトは
病気にならない心と身体を作る
自分と大切な人を守るために一番大切なのは、
心身ともに健康であること。
心と身体を健康に保つため、育むために
それぞれに必要な知識と技術を身に着けていこうというもの。
つまり、予防医学の考え方です。
身体の健康には「オーガニック」の知識を、
心の健康には手のマッサージ「ハンコミ」の技術を、
それぞれ、短期的集約的に身に着けて頂けるよう、資格制度があります。
人生100年時代、私たちの課題は
●心身共に元気であること、健康寿命を延ばす
●本業以外の副業をもち、いくつかのコミュニティと収入元を確保する
●高齢になっても、体力や金銭的な負担が少ない副業スキルを身に着ける
この構想が、非常に社会性が高く、女性の社会進出やシニアの活躍に寄与すると認められ
様々な難解なハードルをクリアして、日本初の地域ファンド一号企業として
埼玉県東松山市の行政ファンドより、出資を受けられることになったのです。
弊社CFOと投資会議前の最終打ち合わせ
ではなぜ、そんな大変な思いをしてファンドから出資を受けようと思ったのか?
その理由は、生徒さんのためです。
国内において、各種セラピーや施術系の技術、
例えばアロマセラピー、カイロプラクティック、リフレクソロジーなど全て民間資格です。
因みに医師や看護士は、国家資格です。
民間資格は一定のルールがないため、一説には3000以上と多くの種類があり、
良いも悪いも玉石