ることだと思います。
アイアンオーブンはオーブン部分に入れておくと約250℃の温度でゆっくりと加熱調理することが可能です。
空気を取り入れ口は2重のロストル構造により効率よく薪を燃やしながらも灰の流入を最小限に抑えることでおいしく調理いただけます。
開口部は190~220㎜と市販のピザやスキレットが十分入る大きさに設計されております。
揺らめく焚火を楽しみながらのオーブン焚火台によりじっくりと料理をしてピザやステーキ、アヒージョなどを楽しむ贅沢なひと時をお楽しみいただくことができます。
焚火の炎により側面部のロゴが浮かび上がります。
アインアインオーブン ミニ(左) スタンダード(右) https://youtu.be/4BM7wOY5SII
アイアンオーブンは独自の2重ロストル構造をとることにより下部ロストルで暖められた空気が燃焼部に効率よく空気を送り込み燃焼をさせます。
燃焼で生じた灰は目違いの穴構造によりオーブン部分への落下を最小限にし、焚火と調理を同時に快適に行うことができるようになっています。
製品は分解状態からわずか40秒で組み立て可能です。
製品はくみ上げると部品の穴形状によるロック機能で、熱による外れや分解を防ぐ構造になっています。
組立動画:https://youtu.be/HWOt6ccJcdc
収納時は箱状の底板へすべての部品を収納し、横板(両端)で蓋をして付属ベルトで底板の穴を通して縛ることによりスタンダードタイプで423㎜×307㎜×25㎜、ミニタイプで300㎜×250㎜×25㎜と通常の焚火台と比べ非常にコンパクトに収納できるため場所をとらずに収納・持ち運び可能です。
2重のロストル構造は焚火台の地面設置部の温度上昇を抑えます。
オーブン内部が250℃に達し、側面部が170℃へ上がっても脚部の温度は46℃に抑えられ地中の微生物や芝などの植物への燃焼によるダメージを防ぎます。
(直接の熱は少ないですが灰や薪の落下に備え、防火シートの使用を推奨いたします)
素材はステンレスSUS430のため使用後は水洗いが可能です。お手入れ時は柔らかいスポンジ等で水を流しながら洗浄をしてください。
当初開発にとりかかった時点では素材はSS400鉄で想定しておりました。試作の際には強度も考え2.3㎜の厚さで仮制作を行い実証実験を行いました。
3D CADにより素材の切り出し迄はうまくいくのですがその後様々な改良点が見受けられました。
まずは
①重い 2.3㎜の鉄板では総重量が14kgにもなり女性が持ち運びは難しかったです
②錆びる どうしても鉄の宿命ですが使用していくうちに錆が出てきてしまします。
焼き台としては問題ないですがオーブンとしてはためらわれます。
そこで素材を思い切ってステンレスSUS304へ変更を試みました。腐食に強いステンレスであれば製品を長くお使いいただけると判断したからです。
SS400 鉄での初期試作風景
しかしここでまた問題が起きました。軽量化するために厚さを2.3㎜→1.5㎜としたこと、熱の滞留しやすいSUS304の特性により加熱時に製品に非常に大きなゆがみが発生しました。この改良のためモニターとして使用していた同じ当麻町にある木材卸業・加工業である「北央銘木×HOKUON」様から意見を頂きひずみ部に曲げ加工・金物の抑えとしてロック機能を付けるというアドバイスを頂き、北央銘木様にて様々な樹種での燃焼実験を行いました。
北央銘木×HOKU