ベトナム・ベンチェー省の枯葉剤犠牲者&孤児が暮らす保護センターに支援を届けたい。

ベトナム・ベンチェー省の枯葉剤犠牲者&孤児が暮らす保護センターに支援を届けたい。
今年でアメリカ軍の枯葉剤散布から60年を迎えました。ベトナム戦争が終わり46年経過し第4世代が産まれる現在でも枯葉剤の影響を受けた新生児の出生や枯葉剤被害に苦しむ人々が特に多いベトナム南部のベンチェー省に暮らす枯葉剤犠牲者の子供達と孤児が暮らす保護センターに支援を届けたくプロジェクトを立ち上げました

いという強い願いを思うと今回クラウドファンディングを通じて皆様から温かいご支援を頂き、何としてでも枯葉剤犠牲者に支援を届けたく、皆様にご支援をお願い申し上げます。

【これまでの活動】
戦争証跡博物館とVietcombankと合同で枯葉剤犠牲者と小学生に寄付活動を実施

2020年9月27日に戦争証跡博物館とVietcombankと合同でベトナム南部ホーチミン市から車で約2時間半のところに位置するベンチェー省のMo Cay Nam区及びMo Cay Bac区に暮らす枯葉剤被害者の人々や小学校に支援金、食料品、文房具などを寄付活動を行いました。

今回訪れたリンフン(Linh Phung)小学校は、1964年5月29日の15時頃、ティンザン省ビンドック区のアメリカ軍基地から115mm砲の大砲が発射され、更に上空から高温で燃焼し、広範囲を焼き尽くすナパーム弾が投下され校舎は倒壊し、爆弾だけではなく、その場にいた14人の学生を銃殺し、残りの29人の子供と教師が重傷を負った場所です。
リンフン小学校がある地域は両親が枯葉剤の犠牲者、貧困家庭が多い地域のためこの小学校を選びました。

【ラオス・ナムアン村支援プロジェクト】2021年度に第4期目のプロジェクトを実施

2016年から、ベトナムと隣接する世界最貧国の一つ、ラオスへの継続支援を実施しております。
私達が支援するナムアン村は、首都ビエンチャンから車で約4時間半。
塗装されていない砂埃が舞う道や車1台がやっと通れるような細い橋をいくつも渡って辿り着くことができる僻地になります。
ナムアン村はとにかく自然が豊かな場所で、特に雨季は田んぼが一面に広がり、高い山が連なるのどかな風景が広がります。
私たちはまず子どもたちが落ち着いて学習できる環境を整え、将来の可能性を広げられるような長期に渡るプログラムに着手し、現在も本プロジェクトは継続しております。
第一期:小学校の新校舎を建設(写真左:Before 写真右:After)

第二期:トイレと手洗い場の建設(子供達の衛生環境を改善しました。)

第三期:図書館の修繕(村の皆さんと一緒に図書館を修繕しました)

第四期(現在進行中):日本語教師の宿舎建設、村に1つしかない井戸、水の浄化器の設置

資金の使い道

●枯葉剤・ダイオキシンの犠牲者の家の運営費(食料品・日用品・職員手当等)
●枯葉剤犠牲者・貧困者への食料・日用品等の支援
●手数料及びリターン費用
※支援金の使い道については、「エージェント・オレンジとダイオキシンの犠牲者&ベンチェー省の子供たちの権利保護の会」と相談しながら、集まった支援金に応じて分配します。
分配金・使用用途は活動レポートに記載し皆様にご報告致します。
実施スケジュール

2021年9~10月頃:エージェント・オレンジとダイオキシンの犠牲者&ベンチェー省の子供たちの権利保護の会と共に「枯葉剤・ダイオキシンの犠牲者の家」で支援金贈呈式を行います。
※現在(7月末時点)、ベトナム南部全省でロックダウン規制下にあり、
ベンチェー省でのチャリティーイベントが出来ない場合、延期になる可能性がございます・
最後に

私達はベトナム国内で枯葉剤犠牲者への支援を長年行っており、枯葉剤の影響で障害を持ちながらも困難を乗り越え幸せな生活を手に入れた人がいる一方で、障害や後遺症が理由で働くことが出来ずに長年に渡って貧困に直面する人がほとんどです。
しかし、持続可能な開発目標である“子供を誰ひとり取り残さ