間たちのためにも、空気公害で苦しむカナリアたちはひとつになって声をあげるときが来ました。
空気は選べません。みんなの命にとって、等しく大切なものです。
このプロジェクトで実現したいこと
①「カナリア・ネットワーク全国」では、香害やそのほかの空気公害被害者と連帯をして、社会に向かって声を上げる場・ホームページを開設したい。
【カナリア・ネットワーク全国】は、全国で個々に活動をしたり、発信をしたりする人たちのネットワークを組織し、「空気公害被害の状況、必要とする支援」についての声を集約します。そのために、ホームページを構築し維持管理をします。この資金をクラウドファンディングで実現させてください。
また、ネットを利用しない人に向けて、紙媒体も必要です。
それらに加え、会員同士の情報交換や、問題解決にむけた情報の発信を行いたいのです。
②健康被害を感じていない人とも連帯したい。
空気問題は、すべての人に影響があり被害者にもなりえます。「カナリア・ネットワーク全国」は、たとえばマイクロカプセルによる河川、海水など自然環境への影響に懸念を感じている人たちとも、問題意識を共有し共通課題として賛同いただけるよう働きかけます。
【カナリア・ネットワーク全国】の会員について
【カナリア・ネットワーク全国】の会員は、以下のように「空気公害の問題をひとつの声にしよう」という意志のある方であれば、年齢を問わず参加いただけます。
お子さんも参加しやすくするため、会費を徴収しない運営を目指します。
【カナリア・ネットワーク全国】のこれからの活動
①2021年10月までに[カナリア・ネットワーク全国]のホームページを構築し、被害の声や賛同の声を収集します。
②各界専門家への周知、調査研究の呼びかけ、行政への発信をします。
③各地に広がる被害者や香害、化学物質過敏症を知る機会として、環境、医療、法律などの分野の専門家に講座を依頼し、ともに学びあう場を作ります。
④[カナリア・ネットワーク全国]に集った人たちが、生活改善などの知恵を交換しあうなど、語り合う場を作ります。オンライン、対面での交流も企画します。
【カナリア・ネットワーク全国】で変わっていくこと
①本プロジェクトを通じて、香害で体調憎悪および化学物質過敏症を発症した人の被害実態を広く知らしめることで、香害は空気公害のひとつであることを認知させていきます。
②認知が広がることで、室内空気環境への意識の高まりを期待し、新たな空気公害への取り組みを推進します。
③就学や就労への対策と支援、相談窓口の設置、緊急避難施設、フレグランスフリー住宅などの実現に向け、各地で行政機関に働きかけるときのノウハウを全国各地の人たちと共有します。
たとえば、学校では柔軟剤、合成洗剤、消臭剤などをはじめ校内にある合成化学物質によって、化学物質過敏症の人は体調憎悪を起こします。改善や代替物を使用するなどの配慮を求めるときに、【カナリア・ネットワーク全国】の会員であることを伝えます。個人の訴えではなく、全国に同じ症状を訴える人たちが相当数いる事実を【カナリア・ネットワーク全国】のホームページで知ることができます。
次の方たちからの賛同と応援メッセージをいただきました。
●永吉雅人(新潟県立看護大学人間環境科学領域 准教授)
自分ができることとして、調査活動を通じて「知っている人を増やす」ことが大切だと考えています。知ることで、一人一人が自分を守るためにも、周囲を守るためにも、自分の行動を変えていく、そんな流れが