コロナ禍でも人と出会いたい!若者のアクションが生まれるきっかけを私たちの手で!

コロナ禍でも人と出会いたい!若者のアクションが生まれるきっかけを私たちの手で!
私たちは、若者がESD/SDGsに関わる社会課題解決の主体となっていく方法を考えるユース組織です。コロナ禍でも、若者のエンパワメントをめざし、ハンセン病療養所や被災地でのボランティア活動を続けていますが、感染対策費用がかさみ運営が困難になっています。ユースの持続可能な社会づくりにぜひご協力ください!

私たちESDプラットフォームWILLは、神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センターに事務局をおく組織です。ユースが主体となって「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)」を推進しています。
若者が多様な人々と共に社会課題の解決に向けて動き出すきっかけとして、人とのあたたかな出会いの場を企画・運営してきました。

現在、新型コロナウイルスの影響で多くのユースが活動を制限され、人との直接の出会い、生(なま)の体験がどんどん少なくなっています。
人と直接ふれあう機会が激減し、持続可能な社会づくりに求められる「多様な人との出会い」が失われようとしています。
コロナ禍においても、WILLでは、感染対策をとりながらフィールドで活動するための方法を模索してきました。

しかし、現在、感染対策のための費用(抗原検査・PCR検査・安全な交通手段の確保など)がかさみ、プログラム運営が困難になっています。
そこで、感染対策費用およびそれに伴う運営資金のご協力を募るため、クラウドファンディングページを立ち上げました。

人と出会えず、様々な社会課題と直接ふれられないことは、今の若者にとってとても深刻な問題です。
若者たちが共にアクションを生み出すきっかけをつくるためにぜひご支援ください!!

〈Work・Inclusion・Life & Love〉を大切にするWILLには、年齢・国籍・障がいの有無など、様々な違いをもったメンバーが集まっています。WILLでは、メンバーが「気にかかっていること」をゆるやかにシェアしながら「違いのおもしろさ」を実感し、社会問題の解決に向けてアクションを起こす「構え」をつくろうとしています。

WILLの活動現場となるフィールドは様々な課題を抱えています。岡山県長島のハンセン病療養所や自然災害の被災地などのフィールドで体を動かしながら、社会課題解決のために動いている人たちと協力して活動します。フィールドでは、具体的なワークショップやワークキャンプなどの技法を開発しながら、学びを深めています。

WILLメンバーやフィールドで活動する人たちとともに考え動くことで「持続可能な開発(SD)」や「持続可能な開発目標(SDGs)」を日々問い直しています。異なる価値・文化をもつ人々との「出会い」と「つながり」が不可欠なESDのための学習プログラムを社会に発信していきます。
WILLでは、これらのことを通して、「あらゆる人が少しずつ社会を変える主体になっていくこと」をめざしています。様々な個性をもつ人たちが出会い、気づきをシェアし合い、互いに影響を与える中で社会との関わり方を見つめ直すことのできる場づくりを実践しています。

WILLは長年にわたり、フィールドやそこで活動する人たちと関係を紡いできました。ここではWILLの歩みと主な活動を紹介します。

◼︎ 2007年〜 持続可能な島づくりプロジェクト @国立療養所邑久光明園

2007年からの14年間、毎年、岡山県瀬戸内市の長島にある国立ハンセン病療養所邑久光明園でワークキャンプを行ってきました。海岸清掃・草刈りなどの「ボランティアの基本」となる地道な活動を行いながら、現地の人々・島とのつながりをゆっくりと紡いできました。

ここでは「ハンセン病問題とは何か」「ボランティアとは何か」「自分はいったいどんな人間なのか」「自分と社会とはどのような関係にあるのか」ということを仲間と共に探ってきました。