レンジで3分! 食肉卸業者が本気で作った「バナナ豚」の究極とんかつ

レンジで3分! 食肉卸業者が本気で作った「バナナ豚」の究極とんかつ
食肉卸売業者だから手に入る上質の肉をカラリと揚げた絶品とんかつ。その食感や味がご家庭で、しかも「レンチン」で簡単にいただける嬉しい商品ができました!お店じゃなくても、揚げる手間がなくても、おいしいとんかつが食卓に。「こんなの欲しかった!」を叶えるため、食肉のプロが徹底的にこだわりました。

いう理由で廃棄されるバナナを乾燥させてチップにし、飼料に配合して与えてみたところ、脂肪の質が変化し、甘味がぐんと増加。しかもその甘さがくどくなく、豚特有の匂いも抑えられることから、あっさりとした味わいでとにかく軽い!
「豚肉が苦手な子どもがおいしいと食べるという声を聞いて、本当に嬉しかったですね。そういう子が増えてくれると何よりです」と安次嶺社長も話すように、食べやすさと旨みあふれる豚なんです。

バナナだけでなく、淡路島という環境もまたこの豚の味わいが育まれる要因です。
良質な地下水と温暖な気候、そして自然ゆたかな環境の下、ストレスをかけないように、人を極力入れずに必要な世話や目を行き届かせながら大事に育てられた豚たちは、肉も素直で食味がやさしい。そのおおらかな滋味と、七福神のいる島と言われる淡路島育ちということをかけて、「えびすもち豚」と名付けられました。

この豚との出会いがあってこそ実現した「極とんかつゑびす」。マルヤスさんの直営農場から直接仕入れた豚肉は、衛生環境の行き届いた松商の工場でカットします。そしてとんかつに加工後は急速冷凍でご家庭にお届けします。そのため鮮度の高さは言うまでもありません。

揚げ物の食感の肝になるのは「バッター液」と呼ばれる衣液、そして「パン粉」です。今回のとんかつには生卵を使わず、かつ冷凍対応の秘密のバッター液に衣がサクッとなる技が隠れています。またさまざまなパン粉のブレンドで試作し、最終的に程よい歯切れとおいしい音を奏でる国産の生パン粉の配合にたどりつきました。考えたのは、まず味、そして次にコンビニエンス性=いかにご家庭での手間を省けるか。

求め続けたのはとにかく「温めるだけでできる揚げたてのサクサク感」。コロナにより生まれた時間をフルに利用し、ひたすら考え試作することができ、おかげで一般的な冷凍食品とはひと味違う、音まで味わえるとんかつを完成することができました!

ベースの素材、えびすもち豚は生育環境も飼料も安心できて、何よりおいしい。そこにこだわりのパン粉とバッター液が加わり、自信を持ってお届けできるとんかつができたと思っています。

今回のレンジでチンする「極とんかつ えびす」に先立って、デリバリー店「極とんかつ えびす」もオープンしました。こちらは製法こそ少し違いますが、仕上がりは同じく食感を大事にしながら、肉の持ち味を最大限に引き出す調理を施しています。
お陰様で、まだデリバリーを始めたばかりではありますが、お弁当のとんかつとしても軽快な甘みを評価いただき、多くの方にリピートしていただいております。

このとんかつを食べる際にぜひおすすめしたいのが、同じ淡路島で生まれた「淡路島の藻塩PREMIUM」です。塩職人が約4日間丹念に炊き続けてできるこの塩は、濃縮した海水と栄養たっぷりの海藻をじっくり炊いて結晶化させたまさに海の恵み。ひと釜でほんの少量しか採れない貴重な塩なんです。芳醇な海の香りと繊細な味わいは、肉の甘みを引き立ててくれる、まさに名脇役と言って過言ではありません。

とんかつの作り方はいたって簡単。500wのレンジで3分20秒(600wの場合は2分50秒)加熱するだけです。
そして、この豚の繊細な甘みを堪能していただくにはソースをつけるのはもったいない! ぜひ藻塩を軽くつけて、シンプルに味わってみてください。

「環境の変化についていける会社というのが我が社のコンセプト」と松田益睦社長。「創業した頃は大阪の食肉業界では新参者でしたが、その中で受注をいただくため飛び込みでお店を訪問