が、やがてみんなそれぞれ探求するようになり…
自分なりの推しにたどり着いていました。
(僕は小枝派でした。)
余談ですが、カナダの原野には人間よりも熊の方が多い。
一人で用を足しに行って、グリズリーと遭遇したらアウトです!
※遭遇はしませんでしたが…
縄張りに迷い込んでしまい、命からがら脱出したことはありました。。
なので、必ず同志を募って大をしに出かけたものです。
I’m gonna Poo!!(う○ち行く人~!)と呼びかけ、ゾロゾロ出かける。
恥ずかしくもオモシロイ体験でした。
プログラムがスタートした当初は窮屈に感じたLNT。
けれど、実践するほどにとても自由だと感じるようになりました。
だってゴミが出なくて気持ちいいから。
原野にいる時に出るゴミって、Poo(う○ち)かPee(おし○こ)だけ。
これらは自然に還ります。
それ以外にゴミはゼロ!
野生動物ほどにしか地球に負荷をかけない生き方が出来ていることになります。
「地球の循環の仲間に入れてもらえている」という充足感を感じ、
不思議と自信が湧いたものです。
自分が地球の一部だという自覚が芽生えると、風景も違って見えました。
原野で見る夕日の鮮やかさ
白夜の何とも言えない明るさ
メキシコで見た数えきれない流れ星…
今でも忘れられません。
NOLSでの経験は、ECOなことを仕事でするうえでの原点になっています。
ECOは自由でオモシロイ!!
だから関わらないともったいない!!
僕は心からそう思っています。
NOLSでの体験の後…
僕はHONDAで社会人生活をスタートしました。
車やバイクで有名な、あのHONDAです。
ECOカンパニーとして有名なので、環境との繋がりをつくるような仕事ができるかなと考えたのです。
実際、
・バイヤー(購買)としてNシリーズの部品の管理
・車体軽量化(燃費アップ)のための部品検討
・部品輸送時のエネルギーを減らすために地元サプライヤーを探す
…等々、仕事を通して、地球環境について考える機会は多かったです。
HONDAで丸5年働いた後は、自然食品・無添加食品専門の商社
ムソー株式会社に転職。
昔ながらの製法にこだわる醤油蔵やかつお節工場を見学したり、
エシカルな製品のプロモーションに携わる等、
「地球に良い仕事」をさせてもらってはいました。
ただ…やるなら徹底的にやりたい!!
NOLSとまではいかなくても、日常でオモシロイECO体験をする場をつくれないか?
そんな想いは常にありました。
キャンプや登山みたいな「イベント」ではなく、
オフグリッド生活みたいな「極端」で、ハードルが高いものでもなく、
お話し会のような「真面目」なスタイルでもなく、
この気持ちを持ちながら、実現の機会をうかがっていました。
NOLSの体験から10年の2019年12月。
北海道初のノンプラスチック専門エコストア・Planasista(プラナシスタ)をスタート。
ガレージを改装したたった4坪のスペースから最初の一歩を踏み出しました。
コンセプトは「ECOを便利で快適に(ついでに家計もお得に!)」
使い捨てプラスチックを減らせるアイディアグッズを並べました。
環境負荷が低い「竹」の繊維を使ったおしゃれタンブラー
(持ち運びに便利でペットボトルを買わなくて良くなる)
3,000回繰り返し使えるジップバッグ
(ポリ袋やジップ○ックを使い捨てなくて良くなる)
水だけで油汚れや菌や毛穴