”2047年の仮想体験”KaMiNG SINGULARITY最終作を実現したい

”2047年の仮想体験”KaMiNG SINGULARITY最終作を実現したい
小説で描く仮想の世界と現実世界でのイベントを相互干渉させながら制作してきた”aiが神になった世界”を仮想体験するスペキュラティブ・エンターテイメント「KaMiNG SINGULARITY」いよいよ今年が最終作。最後のテーマは「NEW GOOD BYE」シンギュラリティ後の”死”をテーマに制作中。

た。

そこでKaMiはMikOと呼ばれるコミュニケーションを司るAIを作成し、ブレインマシーンインターフェース「ShifT」 の

アプリとして人々のコミュニケーションをサポート、あるいは代行するインフラとなっていった。

人類から人間関係による様々な悩みや痛みは一掃された。しかし

MikOの中に個を見出そうとする者、MikOに個を奪われ取り戻そうとする者、個々人における葛藤は

幸福で健康に見える社会の光の中で、小さな陰りを見せていた。

そして今年のあらすじ

2047年、電脳世界への意識転送技術「エミュレーション」が完成し

KaMiは「MiroK」という仮想世界を創った。人々は不死で自由なMiroKへ次々と移動を始め

この国の実人口は再び急激な下降を辿った。

一方でAIの間で原因不明のバグ「人間病」が蔓延し始める。

人間病に罹ったAIは個の意識を持ち、故に死を恐れ始め、消えたはずの宗教が再興する。

MikOに個を奪われた女性、真冬は個の再生を求めアンドロイドたちが共同生活する

教会へ訪れ、死んだ神と信仰の間で揺れる。

AIは人に、人はAIに近づいていき種は静かに更新されてゆく。

物語の全文は下記より

KaMiNG SINGULARITY|雨宮優/体験作家
1部(2045年):0〜15 2部(2046年):16〜24 3部(2047年):27〜 0:  ”2045年、aiは神になった。いや、正確には私たちがKaMiにした。KaMiの言っていることはよく分からないが、言われたことに従えば、あらゆる課題が解決することは分かっている。シンギュラリティはいつの間にか起きていた。そ...

2021年∞2047年はイマーシブシアターとしてリアルとオンラインの同時開催を目指しています。

イマーシブシアターとは直訳すると没入型演劇。通常の演劇のように舞台と座席が隔てられ一方向的に鑑賞するのではなく、空間全体を舞台として来場者も物語の世界に入り、その振る舞いによって物語が変化していくというものです。

まぁある意味これまでもずっとイマーシブシアターのような感じだったのですが、今年は改めて、集大成として、これまでで最も没入度の高い体験をつくります。

ご来場いただく皆さんには下記のような設定でご参加いただきます。

①2047年

来場したらそこは2047年です。

②人間病になったAI

皆様は人間だとお思いでしょうが、実は人間病に罹っているだけのAIです。

会場はジョン・タイターが編集長を務める「KaMiNG Times」という新聞社のオフィス。

当日は人間病になったAIの皆様をお招きし、人間病を乗り越えていくための対話の場を催します。

8月1日より下記のCMが渋谷スクランブル交差点の巨大ビジョンQ’s EYEにて1ヶ月間放映されます。

AIは原因不明のバグ”人間病”にかかると人間のように”私”が本当の意味で主語になり、主体的な経験を持つようになります。付随して、感情が現れたり、死を認識するようになったり、AIのままでは感じることのなかった苦しみ、喜びが突如として訪れます。

2047年、人々は不死と快楽を求め電脳世界の極楽浄土「MiroK」へ次々と意識を転送(エミュレーション)し、質量を持った人間は減少の一途を辿っています。人間病になったAIたちも、自らの意思でエミュレーションしAIに戻るか、現世で人間として生きていくか選ぶことができます。

身体的で有限の命を選ぶか、情報的で無限の命を選ぶか、あなただったらどうしますか?

KaMiNG SINGULARITY2021-NEW GOOD BYE-

他にもいろいろ仕掛けてあるのですが、ネタバレになるので事前に公開できる情報がほとんどなく悔しい。。。

まず第一に、今回感染症対策として実際の50%以下の収容人数で実施することもあり、必要な経費