はじめに・ご挨拶
初めまして。小松優子と申します。
佐賀県佐賀市で一般社団法人 虹の和 の代表してます。
放課後等デイサービスを開設したく、一般社団法人 虹の和 を2021年4月に立ち上げました。
私が開設をしようと思ったきっかけは、私の息子が重度の障がいを持っていることが一番の理由でした。
これまで経験した仕事から身体・精神に障がいを持つ方、その家族の方、息子が通っている学校・
放課後等デイサービスの先生方、その保護者の方々とお会いし、
同じ境遇や気持ちの方々に少しでも力になりたい!不安・負担を軽くしたい!と思いました。
※放課後等デイサービスとは、児童福祉法を根拠とする、障害のある学齢期児童(小学1年生~高校3年生)が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービスです。
開設に至った経緯
ご挨拶でも触れましたが、なぜ私が開所しようと思ったのか詳しくお話したいと思います。
みなさんも「開設しなくても、預けて普通に仕事していたほうがいいんじゃないか?」と
思われると思います。実際、私もそうでした。
シングルマザーで子供も重度の障がいを持っている・・・正直、仕事を探すのも苦労しました。
私と同じような状況で悩まれている親御さんもいらっしゃると思います。
もちろん夏休みや冬休み、息子が難病を患っていることもあり正社員は難しかったです。
やっと見つけた職場も大雨などで急に下校時刻が変更になり早退を申し出たら
「もう来なくていい」と言われた事もありました。
子供の病院への通院や急な発作への対応等、私に兄弟もおらず、親も施設に入っていて送迎や
短時間の子供の世話をお願いできる人がいない事も原因の1つだと思います。
「発作をおこしてないだろうか、学校や放課後等デイサービス
から体調不良の連絡はきていないだろうか。」と、いつも気にして仕事していました。
そんな中、漠然と「私はこのままでいいのだろうか」と考えるようになりました。
1番良いのは発作や何かあればすぐ駆けつけたり、病院に連れていける環境ですが
今のままでは無理です。
ふと「他の保護者の方たちはどうしているんだろう?」と思い、いろいろな方と積極的に
お話しするようになりました。
世間話から学校、仕事、放課後等デイサービスのこと・・・
たくさんお話しする機会が増えた中、保護者さんから
「あなたの経験、経歴、持ってる資格だったら放課後等デイサービス開けるんじゃない?
介護士の免許もそうだけど、長年障がいを持った方々と接して、就労の指導もして、
お子さんが障がいを持っていると分かったらすぐ勉強して、放課後等デイサービスの
指導員としても働いてたから。預ける側としても安心だし、信頼できるから。」と言われ、
当初は「まさか私が」「そんなお金もない」「借りれる場所もない」と考えもしませんでした。
しかし、私や子供の現状を知っている先生方や保護者の方々から
「知識や経験があるからできるよ」「開所するなら預けたい」と声を多くいただき、
私と息子だけじゃなく、障がいを持っている子達の居場所や勉強の場、療育の場を提供したい
と日に日に思いが強くなり一歩ふみ出しました。
このプロジェクトで実現したいこと
自宅を改修して放課後等デイサービスを開所いたしますので
子供たちが安心、安全に過ごせるように防犯・防炎設備を整えたいです。
子供たちの受け入れ後の活動費、教材費、余暇費に使用したいです。
プロジェクトを立ち上げた