『廃棄ゼロの農家』を目指す!イチゴ農家の新たな挑戦。

『廃棄ゼロの農家』を目指す!イチゴ農家の新たな挑戦。
コロナの影響で行き場を失った当園の完熟イチゴ。廃棄処分ではなく、小動物用の乾燥オヤツとして商品化する活路を見出しました。苺の実だけでなく、今まで廃棄していた葉やヘタまで、何ひとつ廃棄せず、全てに価値を生み出すこの乾燥事業ですが、まだ廃棄ゼロには程遠い状態です。何とか加速させたいです!ご支援下さい!

【はじめに・ご挨拶】

こんにちは。

名古屋市内から車で40〜50分の所に位置する愛知県みよし市で、イチゴ栽培をしております『みよしぱくぱくファーム』の代表、伊藤です。
私たちのプロジェクトページを見ていただき、ありがとうございます。

私は学生時代に出会ったレイチェル・カーソンの「沈黙の春」をきっかけに、農薬や殺虫剤などが大量に使用され続けることで自然の生態系はどうなるのか、どうしたらこの地球をまだ見ぬ子孫に残すことができるのか、安心できる食べ物を作ることができるのか、を考えました。

みよしぱくぱくファームでは、減農薬・省農薬でイチゴ栽培を行っています。

一冊の本から学び考えたことを、まさに今、実践しています。
赤ちゃん・お子さま・妊婦さんでも笑顔で安心して召し上がっていただける美味しいイチゴを育てるべく、平均年齢72歳のスタッフ一同一丸となり、暑い日も寒い日も1日も休まず、365日イチゴと向き合っています。

新型コロナの影響で今までにない苦難に直面し 、来シーズンの準備が困難な状態に陥った2020年に第一弾のクラウドファンディングをさせていただきました。
心優しい皆様から多くのご支援やご声援をいただき、皆様に助けていただきました。
おかげさまで今もこうしてイチゴを作り続けることができております。
その節は本当にありがとうございました。

事業を継続できる喜びの一方、長引くコロナ禍の中で私たち農家にとってより身近でより深刻な問題となったのが『食料廃棄』でした。

そこで『小動物用の乾燥おやつ』の事業を展開し、イチゴの実はもちろんのこと、今まで当然のように捨てていた葉やヘタまで、何ひとつ廃棄をせず、すべてに価値を生み出す『廃棄ゼロのイチゴ農家』を目指すべく日々奮闘中です。

【プロジェクトを立ち上げた背景】

2016年に開園してから今まで、イチゴ狩りに来園いただいている皆様の笑顔に支えられて頑張って参りました。
新型コロナウィルスの影響で、シーズンを迎えていたイチゴ狩りの自粛・縮小せざるを得なくなり、2020年と2021年の売上は例年の60~70%に減少しました。

皆様方にご支援いただいたことで、昨シーズンはコロナ対策をした上でイチゴ狩りを再開することができましたが、ハウス内でのお客様同士の間隔を確保するために予約枠を縮小したこともあり、来園いただけた方は例年の半数以下でした。

どんどん赤く色づき、食べ頃を迎えるイチゴたち・・・

ハウスの中は手塩にかけて育てたイチゴがたくさん完熟を迎えて甘く幸せな香りが漂っているにも関わらず、お客様も限られ、出荷の見通しも立たぬ、食べて貰える当てがない状態。

手塩にかけて育ててきたイチゴをこのまま《廃棄処分》としてしまうにはあまりに心が痛い!!辛すぎる!!!
既に商品化していたイチゴジャムやシャーベットの製造を強化することを考えましたが、それだけでは解決にはならず、なおも大量の完熟イチゴが廃棄になるのは目に見えていました。

そんな折に知ったのが、「小動物用の乾燥果実」でした。
しかも、ウサギなどの小動物はイチゴの実だけでなく葉やヘタも食べるということを知りました。

当園ではイチゴを減農薬・省農薬で栽培しているので、実はもちろんのこと、葉もヘタも、小動物にとって安心なはず!
家族同然として大事に育てられている小動物たちに、安心なおやつとして自信をもってご提供できるのではないか?

それをきっかけに、イチゴの実はもちろんのこと、今まで当然のように捨てていた葉やヘタまで、何ひとつ廃棄をせず、全