創業1848年。南部鉄器工房 及富が誇る鉄器の魅力とその価値を世界中に届けたい!

創業1848年。南部鉄器工房 及富が誇る鉄器の魅力とその価値を世界中に届けたい!
”南部鉄器”と称する海外製の模造品にお客様が惑わされないよう多言語で積極的な情報発信を実施し、南部鉄器だけが持っている魅力とその価値を直接お届けできる海外向けのオンラインショップを制作したいと考えています。皆さまのお力をお貸しください!

✓南部鉄器の認識を誤認させる

✓品質に大きな疑念がある

✓アフターケアやサービスの質が低い

といった問題を抱えており、その結果として南部鉄器全体の評価を落とす大きな要因となってしまっているのです。

“NANBU TEKKI”や”南部鐵(鉄)器”を名乗るニセモノに海外のお客様が惑わされないようにするため、そして本物の職人が心を込めて本気で作る南部鉄器の魅力を正しく伝えるために、多言語で積極的な情報発信を実施し、南部鉄器だけが持っている魅力とその価値を届けることができるような海外向けのオンラインショップを制作したいと思っています。

400年の歴史を誇る南部鉄器とは?
南部鉄器は400年の歴史。及富は1848年 嘉永元年創業

南部鉄器は17世紀半ばに当時の岩手県北部を治めていた南部家が、鋳物師を京都などから招いて仏具や茶の湯釜をつくらせたのが始まりとされ、その歴史は400年にもなります。

南部鉄器の2大産地である、旧南部藩の盛岡、旧仙台藩の奥州。廃藩置県の後に、岩手を代表する工芸品として、南部藩の南部鉄器、岩手県南部の南部鉄器として総称されます。私たちの工房は奥州で興りました。

私たち及富は鉄器を専門に作るプロの職人集団として1848年(嘉永元年)に創業し、173年に渡りその技術と伝統を継承して参りました。

お茶が美味しく淹れられると海外で人気

国際博覧会や展示会などで一品一品手作りされる日本の伝統と職人の技術の高さから南部鉄器は人気となりました。

また、溶出する鉄分によりお茶が美味しく淹れることができることなども紹介されたこともあり、オークションでも高値で取引されるなど、欧米や東アジアを中心に人気が高まっています。

サビを防ぐために表面に酸化皮膜をつける「窯焼き」と呼ばれる南部鉄器特有の伝統技法。
鉄分が直接お湯に溶けだすことから、お茶やコーヒーを美味しく淹れることができる
南部鉄器が抱える課題

世界的に南部鉄器の人気に比例して見過ごすことのできない問題が増えてきました。
日本のAmazonで販売されているの南部鉄器の多くが海外製

“南部鉄器と称して海外で作られた安価な鉄瓶が市場に流通している”

これが、私たちが抱えている課題です。

試しに日本のAmazonで南部鉄器を検索してみてください。海外製と思われる鉄瓶がお膝元の日本であってもその半数近くをしめている状況に驚かれることでしょう。

それだけではありません。海外製の鉄瓶は、日本製に比べてその価格は半額以下で提供されています。

商品説明も機械翻訳と思われるつたない文章で、その内容は全くのでたらめなものです。同じくつたない文章の商品レビューは水増しされているとの指摘もあります。

また、製造元も日本の製造元らしい名前になっていますが、日本にはそのような製造元は存在していません。
海外のオンラインモールは8割が産地偽装

海外のAMAZONや楽天のようなオンラインモールではさらに劣悪な状況です。

”MADE IN JAPAN”や”NANBU TEKKI”として、海外産の鉄瓶が紹介されて販売されていますが、驚くことにおよそ8割が産地偽装のニセモノです。
産地偽装の南部鉄器がもたらす本当の問題とは?

これらのニセモノの南部鉄器が私たちにもたらす問題は以下の4つです。

1. 南部鉄器を求めて購入を頂いたお客様を誤認させる

残念ながら海外製の大量生産の製品を日本産の南部鉄器と誤認しながら、それに気がつかないで日々利用されているお客様が非常に多く存在しています。

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