千葉県香取市の「落花生農家こだわりの新商品」をぜひ召し上がってみてください。

千葉県香取市の「落花生農家こだわりの新商品」をぜひ召し上がってみてください。
温暖な気候と肥沃な農地に恵まれた千葉県香取市に100年続く農家が広大な畑で手間ひまかけて育んだおいしい落花生を「ぜんざい」にしました。安心安全で美味しい国産落花生の新しい食べ方です。ぜひ召し上がって下さい。

化優良事例表彰(6次産業化アワード)」にて地域連携賞を受賞しました。

 去年からは千葉県が推奨する新しい落花生品種「Qなっつ」を積極的に栽培、加工販売しています。「Qなっつ」は評判も良く新しい販路開拓にも大きな成果をあげています。

 Qなっつは甘くておいしい落花生を目指して、平成10年から約20年の歳月をかけて開発された、千葉県の落花生の新品種です。従来のの品種に比べて甘みがはっきりとして食べやすく、噛み締めると自然の甘みがお口の中にひろがります。見た目も美しく、気品のある白いさやが特徴です。

千葉の落花生を取り巻く現状

 私たちがこだわりを持って栽培している千葉の名産品である落花生ですが、年々作り手が減少し生産量が最盛期の半分以下になってしまっています。特に近年では秋の自然災害や農家の高齢化が進み、生産量の減少が顕著に表れています。国内落花生の生産量は令和元年度統計では収穫量1万2千トンありますが、この数字は前年平成30年度の収穫量から21%(3,200トン)も減少しています。
 上記のような大幅な生産量の減少により落花生の卸価格は近年高止まりしており、一般のお客様の手元に商品化された落花生が届けられる頃には、値段が高くなってしまい気軽に千葉県の落花生を買い求められるような状況にはなっていません。

 オオノ農園では落花生の仕入れは一切行っておらず、自社栽培で加工したもの以外は取り扱っていないので大幅な価格の上昇を抑えています。しかし、市場全体の価格が上がり中々手が出ずらい状況にある為千葉の落花生を多くの人に身近に感じてもらえていないと実感しています。
私たちの地域のご紹介

 千葉県香取市は、利根川に育まれた豊かな自然や、肥沃な北総台地にて栽培される豊富な農産物と、下総国の一宮であり往古より三神宮と称された「香取神宮」を始めとする国宝や重要文化財など、数多くの歴史的資源に彩られたまちです。

 私たちが住んでいる栗源地区は全国でも屈指の肥沃な大地と自然豊かな田園風景が広がっており農業が盛んな地域です。土壌がよく根菜類の栽培が盛んで、なかでもサツマイモは名産品となっており、毎年秋には日本一の焼き芋広場を設営し「栗源のふるさといも祭り」が開催されます。

 古くから早場米産地として知られる米どころであり、また、さつまいもの生産・販売額は千葉県一を誇ります。温暖な気候と肥沃な農地に恵まれ、首都圏の食糧生産地の役割を担っています。
なぜ落花生のぜんざいなのか?

 生産者としてこだわりの落花生をそのまま焙煎して食べるだけではなく、他の食べ方があるという事をより多くの人に知ってもらいたい、オオノ農園の落花生を味わって頂きたいとの思いは日頃から持ち続けていました。落花生の生産量が減少していく中で、オオノ農園はもっと食卓に落花生を日常的に美味しく召し上がって頂きたいという思いがあります。
 生産者の使命として美味しい物を作ることはもちろんですが、どのような利用の仕方がいいのか消費者の方々に提示して行きたいと取り組んでおります。

 生活する中で比較的なじみ深い落花生(ピーナッツ)ですが多くの利用シーンで使用されている落花生は安価な外国からの輸入品だったりします。丹精込めて栽培した落花生を素材の味そのままに、他の商品と差別化する為にはどのような商品がいいのか悩んだ結果、日本に古くから存在しているレシピで豆を使った料理「ぜんざい」があることに気づきました。「このような食べ方があります」と少しでも多くの人に知って欲しいという思いの中、作り方が非常にシンプ