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極端な話、自宅でスマホ１台あれば誰でも気軽に全世界に音声や動画を配信する事ができる世の中になりました。
ただ、特にアコースティック音楽に関しては、やはり高価な機材や楽器、防音等の整った
“場所”が欠かせません。
配信する側から見ると尚更、専門的な配信環境を整える事は非常にハードルが高いと言わざるを得ません。
具体的に言えば、ライブ配信をハイクオリティーに行うためには
●ネット回線の充実
●演奏機材、特にピアノなど大きな機材の搬入
●撮影機材やクルーの調達
●音響機材の調達や演奏環境の問題（響きや演奏のしやすさ）
このように様々な問題があり、正直人気がある演奏家でないと簡単にはできるものではありませんでした。
そこで、今回アコースティック音楽に特化したライブ配信スタジオを設立したいと考えています。
私たちのライブ配信スタジオ「スタジオ アルテジャーモ」ではたくさんの演奏家たちのご意見を聞き、理想の演奏空間を制作します。
撮影のプロ、音響のプロ監修で、撮影機材、収音機材も簡単に操作でき、かつハイクオリティーな配信ができるようにする予定です。
また、クロマキー配信も可能なスタジオを考えており、演奏に合わせてバックの景色が変化する演出も行えるようにします。
狭い空間でも広がりのある場所を演出することは演奏をより盛り上げることが出来る空間演出のなると自負しています。
そして、これらのサービスを安価で利用できるようにし、たくさんの方に素晴らしい、個性的なライブをしていただけるようにしたいと考えています。
地域の憩いの場となる為の２つの課題
身近で本格的なクラシック演奏を楽しめるライブ配信スタジオ（＠箕面）を実現する為には、２つの課題があります。
１つ目は、ハード面（場所、設備や機材、プロの人材等）
２つ目は、演奏家たちの集客面
１つ目のハード面に関しては、スタジオ アルテジャーモは私自身も人材として、設備含め解決する事ができます。
しかし、切実なのは２つ目の演奏家たちの課題です。
特に現在のコロナ禍においては、演奏の場を持つ事が非常に難しく収入が大きく減っている演奏家も非常に増えてきています。
若手演奏家であればあるほどお金の関係もあり、自由に集って演奏することが難しい状況です。
また、観客の方を集める広報にも大きなお金がかかる為、身動きが取れず辛い想いをされているアーティストの方が私の周りだけを見ても本当に多く心が痛みます。
そこで、スタジオ アルティジャーモでは、私たちのネットワークで音楽愛好者にライブ情報を発信しチケット販売のサポートもしていきます。
（将来的にはチケット販売のシステム構築していく予定です。）
具体的には、私自身の活動だけでも、ソロ演奏や17ライブにファンの方々がいらっしゃいますので、そちらの方々へのスタジオをお使い頂く演奏家さんたちのライブ配信の告知や宣伝を行います。
また、わたしたちのプロ演奏家ネットワークを通し、広く告知する事で集客が見込める為、若手の演奏家さんやこれから配信活動をしたい方々にも収益を生み出して活動を継続して頂ける仕組みを構築できます。
一方で私たち演奏家というのは、それぞれが好む作品に日々挑戦したいものですし、複数名で演奏が必要な場合、アンサンブルをしたい場合には、その際共演をしたい演奏家もいます。
ただ、これまでの文化としてなかなか“自由な演奏”をステージで行う事は難しかったのです。
クラシックという言葉に皆様が持つ“少し堅苦しいイメージ”とい