実施理由/背景
自然が織りなす感動を、次の世代に
岡垣町の豊かな自然の象徴である三里松原の海岸は、絶滅危惧種に指定されているアカウミガメが産卵に訪れます。岡垣町のキャッチフレーズは「海がめもかえる町」。これには2つの思いが込められています。1つは「町の豊かな自然を守ります」。もう1つは「ウミガメが生まれた場所に再び訪れるのと同じように、岡垣町で育った子どもたちが町外に行ったとしても、再び岡垣町に戻ってきたくなるような町をつくります」。
自然を守りながら、町に住む子どもたちが大きく成長したとき「岡垣町に住んでいてよかった」「岡垣町に戻りたい」と言ってくれるようなまちづくりに、岡垣町は、住民・事業者・行政が一体となって取り組んでいます。
アカウミガメがふ化し大海原に旅立つ姿は、生命の神秘。その感動の瞬間を多くの人と共有し、自然の大切さや命の大切さ、故郷へ想いを育んでもらいたい。そんな思いで、この事業に取り組んでいます。
プロジェクト内容説明
町を挙げて、豊かな自然を守り、育てる
岡垣町の魅力となっている三里松原などの自然環境を守るため次のような取り組みを行っています。
(1)三里松原と美しい海岸を守る取組み
・アカウミガメが産卵に訪れるよう、年に1度「ラブアース・クリーンアップ」を町民一丸となって実施しています。
・海岸侵食や松枯れ対策など、海岸の保全・維持管理を推進しています。
(2)多様な生物が生息する環境を保護する取組み
・絶滅危惧種のアカウミガメを保全するため、生息調査や産卵時の保護柵設置などの保全活動を行っています。
(3)自然とふれあう機会と人の輪を広げる取組み
・児童自然体験学習などをはじめ、住民に対し、町の豊かな自然とふれあう機会を提供し、環境を守る意識を啓発しています。
・自然を守るボランティア活動団体と連携し、環境保全を実践する人材育成に取り組んでいます。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、事業が中止となる場合などがあります。
目指すところ
町民みんなでアカウミガメ(子ガメ)の旅立ちを見届けたい!
ウミガメの生息は、海辺の環境の指標ともいわれています。ここ数年確認されていない、ウミガメの産卵・ふ化を町民みんなで見届けることを目標に町を挙げて美しい海岸の環境を守っていきます。
また、町の魅力である豊かな自然環境を守り育てていくことで、未来へ引き継いでいきます。
寄付の使い道
アカウミガメが産卵に訪れる海岸保全をはじめ、岡垣町の自然環境を守り育てる事業に活用させていただきます。
(1)海岸清掃・森林保全活動事業
ラブアース・クリーンアップによる町民一斉清掃等に関する経費
(2)アカウミガメ保全事業
アカウミガメの生息調査や産卵時の保護策設置などの経費
(3)児童自然体験学習
町内の小学4年生を対象に自然や命の大切さを学びながら郷土愛を醸成する環境学習に関する経費
※新型コロナウイルス感染症の影響により、事業が中止となる場合があります。その場合は、自然環境に関する事業に使用させていただきます。
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆様へ
このプロジェクトは、岡垣町の魅力となっている三里松原などの自然環境を守り育て、未来へ引き継いでいくための取り組みです。特に町のキャッチフレーズにもなっているアカウミガメの産卵・ふ化・子ガメの旅立ちを町民みんなで見届けたいと考えています。そのためにも、このプロジェクトを持続的に取り組んでいく必要があります。皆様方のご支援をよろしくお願いいたします。
お礼品に