/臨床心理士の先生方にも監修に入っていただきました。それによって当事者、一般論、専門家の視点を併せ持った演劇となり、東海市の社会福祉課、教育委員会のご後援もいただき、お子さまも安心してご覧いただける内容となりました!
さらに、演劇公演を事業として開催する主な目的は公演の運営スタッフの経験を通して職業能力を発見し、地域のみなさんとつながりソーシャルスキルを身に付けること。そして演劇未経験である演者のみなさんが自己表現に向き合う姿をご覧いただき、自分を表現していくことの勇気づけを目的としています。
コロナ禍のこの時代、先の見えない日々をもどかしい思いを抱えている方たちと、これまで培ってきた経験を生かしあい、埋もれている才能を発見して地域社会につながり、充実したセカンドライフを過ごしていかれる方たちを増やしていきたいです。
演劇公演をチームで創り上げる
《公演情報》
公演名 「幸せへの軌跡」
場所 東海市芸術劇場 多目的ホール
日にち 2021年9月5日(日)
時間 上演14:00~15:30(開場13:30)
観覧料 無料
申し込み https://miraiterrace.net/yumesupport
主催 大人の社会参加を応援する学びの場 Mirai Terrace+
後援 東海市/東海市教育委員会
※コロナ感染防止対策の一環として、事前予約をお願いしています。
※マスクの着用、手指の消毒、検温、換気、座席間を空ける、定員数を半減するなどコロナ感染予防対策を徹底して行います。
幸せへの軌跡公演チラシ
出会い、つながり、共に考えるアウトリーチ活動
Mirai Terrace+の活動理念は「ブランクがあっても自分らしく活躍できる社会の実現」
社会的な支援の対象とされておらず、ブランクはあるけれど社会に向かって第一歩を踏み出そうとしている40代前後の大人の社会参加を応援しています。
Mirai Terrace+が考える社会参加とは必ずしも就学や就労に限らず、地域で生活することも立派な社会参加と考えています。
誤解のないようにお伝えしたいのですが、無理やり社会参加を押しつけるということではありません。社会参加を選ばない状況を自ら望むことも大切な選択肢であると捉えています。
▼学校や家庭に居場所のない子ども若者へのアウトリーチ
参考資料:特定非営利活動法人全国こども福祉センター
アウトリーチ(Outreach)は直訳すると、「外に手を伸ばす」という意味です。
福祉分野では「支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、行政や支援機関などが積極的に働きかけて情報・支援を届けるプロセス」のことを言い、従来では訪問支援などが挙げられますが、 近年少しずつ定義も広がり、民間団体でもアウトリーチ活動が行われるようになりました。
Mirai Terrace+でも、子育て世代や退職者など社会から居場所をなくしている方たちに、地域につながるきっかけや情報を届けるアウトリーチという活動をしています。
早い段階で情報や知識、適切なきっかけをお届けしたいのです!
自分をさらけ出す覚悟
少し私の話になるのですが、約30年ほど前のことです。両親の育児放棄により家に日々の食材がなく食べるものに困っていた時期がありました。
土手に生えているフキノトウやヨモギを採って食べたり、バイト先で廃棄処分となった食べ物を持ち帰って空腹を満たしたり、一般的な家庭とは少し違う環境に置かれていました。
遠足や運