たいないことと思うようになりました。無形の語りを「あるかたち」にしたいと思うに至り、後世に遺せるような録音物を作成しようと思いました。
CDを作るなら、音楽は往時の空気が偲ばれる雅楽の音色を、またリリース記念の語り会では、立体的に源氏物語の世界を味わって戴きたいとの思いが募り、雅楽舞楽との共演という、通常の語り会では実現できないコラボレーションを思い立ちました。
この企画には、ひととき源氏物語の時空に心を遊ばせることにより、現代の様々な環境に生きる人々の心に深く根ざす 無形のもの、脈々と受け継がれてきたやまとの心をリアルに感じて戴きたいという願いがあります。共感してくださる方の応援を切実に求めます。
東京の連続語り会に続き、京都、大阪などでも隔月公演をはじめ、自主企画の京都公演では、お寺、美術館、町家などの文化財建築と、毎回会場を移して物語世界を味わっていただいています。
YOUTUBE動画 * 【桐壺】 * 有鄰館【胡蝶】
廬山寺、石山寺、薄雲御所など源氏物語に縁する場、泉屋博古館、長楽館、府庁旧本館正庁、誉田屋源兵衛・竹院の間、泉涌寺・即成院、北村美術館、白沙村荘、本法寺、妙顕寺、島原角屋、千總ギャラリー、野仏庵、安井金比羅宮など、また紫式部千年紀に制定された「古典の日」に開催される公演にて語らせていただいています。→【京都語り会】
*宗教学者 山折哲雄先生は、源氏物語は京音調でこそ語られるべきだ、と応援して下さり、御推薦文を下さいました。
*古典の日朗読コンテストや関西朗読コンテストで審査委員長を務められ、元近畿大学舞台芸術教授、日本演劇学会副会長でもあった 演出家 菊川德之助氏から、京ことば源氏物語によせてお言葉をいただきました。→【耳で聞く京ことば源氏物語】
【東京語り会】でも12年語り続けてきましたが、新型コロナの影響で、現在64回 第五十一帖【浮舟】の三分の二まで語り、全五十四帖を語りきるまであと一年、というところで、コロナ禍による休止が続いています。
デザインは総て 東京図鑑・鈴木衛氏によるもの 単なる[朗読]の域を超えて
恩師中井和子先生の十三回忌にあたるこの年、コロナ禍により語る場が失われている今こそ、未来へのはじめの一歩を踏み出そうと思います。五十四帖からなるこの壮大な物語を、京ことばにのせて遺し伝えてまいります。この活動を広く知って戴き、ご支援を賜りたくこのプロジェクトを立ち上げた次第です。
音源制作費(録音、編集、CDプレス、ライナーノーツ、ジャケットデザイン、製作 など)
能楽堂公演制作費 (ちらし、パンフレット、チケット、デザイン印刷料 他)
公演企画運営費、会場費
発送料、広報、諸経費
返礼品製作費
クラウドファンディング手数料
【CD 京ことばで源氏物語を聞いてみよう】コース 3,500円
*「紅葉賀」のCD 直筆サイン入り
語り:山下智子、 音楽:天地空(篳篥、龍笛、笙)
*山下智子による手描きイラストのポストカード5枚組「源氏香シリーズ」
*サンクスメール
【本藍染め源氏香マスク】コース 4,000円
*阿波本藍染めマスク(国産/綿100%)1枚
*山下智子による手描きイラストのポストカード5枚組「源氏香シリーズ
*サンクスメール
【10月2日!京都で語りを体感!-C席】コース 5,000円(お越しになれる方)
源氏物語の雅楽と舞楽、語りを堪能していただきます。
*能楽堂公演のチケット先行販売【 C席 】
椅子席または お座布団席
*山下智子による手描き