はじめまして、こんにちは。
私たちは “ Schola-hotchkiss(スコラホッチキス)” という講座で考えることの楽しさを学び、
そのワクワクする体験をたくさんの人にシェアしたくて、
講師だった水口さんと笠井さんとともに
第1期卒業生6人のメンバーでクラウドファンディングを立ち上げました。
突然ですが、こんなことに心当たりはありませんか?
・同じようなアイデアしか浮かばず、堂々巡り
・意見が合わずいつまでたっても平行線な会議
・マニュアル通りの社内業務に疑問
どれも日々陥りやすい状況ではないでしょうか?
仕事や日常生活でちょっとした違和感に気づいたら、
物事をいろんな角度から観察して、「そもそもこの問題はなぜ起きているのか?」を探り、
「本質をつかむ」ことが大切です。
人は何かを考えるとき、答えに先走って視野が狭まり、本来の目的を見失いがちです。
つい焦って、考えるより先に手を動かしてしまうと、
本質を捉える前にエネルギーを使い果たしてしまうでしょう。
本質をつかむってむずかしそう。。。と感じる人もいるかもしれませんが、
ここで紹介する「45の視点カード」を通して頭の筋肉をストレッチすれば、
新しい思考体験とともに本質に気づき、きっと「考えること」が楽しくなります。
私たちの人生は、考え方次第でちょっと豊かになるはずです。
Schola-hotchkissでは問題と対峙した時、思考のサポートとして「45の視点カード」を使用しました。
黄色のカードが34枚、緑色のカードが11枚で構成されています。
それぞれのカードにはわかりやすい文章と共に、親しみやすいYuta Miharaさんのイラストレーションが描かれています。
インスピレーションを引き出すためにあまり具体的すぎないモチーフを描いてもらいました。
■黄色のカード
視点の幅を広げるためのカード‥‥‥‥34枚
■緑色のカード
切り口を見つけ、さらに深掘るためのカード‥‥‥‥11枚
黄色いカードは問題を再定義する時に使います。
再定義するには、いろんな角度から問題を検証する必要があり、
このカードがあれば、思い込みや固定概念を捨て、様々な視点を持つことができます。
例えば「気候変動」という問題について考える場合、 地球規模のとても大きな問題となり、
どこから手を付けるべきか悩んでしまうでしょう。
そこで、問題を手頃な大きさにして扱いやすくするために
黄色の「宇宙人の視点で掘る」カードを使ってみましょう。
すると、全員が強制的に「地球上の常識を超えた視点」で考えることになるのです。
その他さまざまなカードを使いながら、仮説を繰り返していくと、
「実は、多くの人は気候変動によるストレスを感じていない」 という再定義すべき問題が見つかります。
次に、再定義された問題をさまざまな切り口からアイデアに落とし込むために使うのが
緑色のカードです。
「気候変動によるストレスを感じてもらうにはどうしたらいいか?」という問題を、
緑色の意識の切り口で掘るカードで掘り下げてみましょう。
意識するには、見えるものであり、毎日関わるものであるほど当事者性が増します。
たとえば、私達の毎日の生活の中で欠かせない「買い物」。
買い物をすると日用品やお惣菜のパックなど、プラスチックゴミがたくさん出ます。
ここでもう1枚仕組みの切り口で掘るカードを使ってみましょう。
食料や日用品を購入するシーンで「量り売り」の仕組みを取り入れ、
プラスチックゴミを出さない買い物を習慣づけることで、
プラ