はじめまして!
ぶらっくさむらいこと武内 剛と申します。
芸人をやっています。
昨年、芸能事務所を退所しフリーになったのを機にお笑いだけにとらわれず、幅広く活動しています。
そんな私ですが、実の父親とは私が2歳の時に一度だけ会ったきり疎遠になり日本人の母にシングルマザーで育てられました。
今回、ずっと自分の中に空いている穴を埋めるべく人生初のクラウドファンディングに挑戦したいと思います。
私は日本で生まれ育ちましたが、若い頃はハーフという事で人知れず悩んだり、親に迷惑をかけるような事もしてしまいました。
早く窮屈な日本を飛び出したいと思っていました。
20歳の時、母と喧嘩したあげく「日本に復讐してやる!」と思わず言ってしまい、強かった母を泣かせてしましました。
このままではダメだと思い、アルバイトでお金を貯め23歳の時にNYに行きました。
7年間のNY暮らしは刺激的でとても楽しくふと気付けば、日本で僕が抱えていたアイデンティティーの悩みや、人と違う事を気にしてオドオドしていた自分はどこかに消えていました。
そして日本に戻り、お笑い芸人の門を叩きました。運が良い事に有名なお笑い番組に出演することができたり、「売れた!」とは言えないまでも、普通の人ではできない経験を沢山しました。
しかし何かが足りない。
まるで心のどこかに、ポッカリと穴が空いてる感覚。
そしてある時、ふと思ったのです、、、
「あ、そういえば。俺のオヤジ、何してんだろう?」
そんな中、新型コロナウイルスが世界で猛威をふるいなかでも父が現在住んでいるイタリアは世界に先駆けて、医療崩壊を起こし、とても多くの命が失われてしまいました。
そんなニュースを観て、
「このまま一生、父の顔を見ずに終わるのかな?」
と思った時、
今まで抱いた事のない感情が湧きました。
「父に会いたい」
残念ながら、父への手がかりを唯一持っている母親が認知症を患い、数年前から老人ホーム暮らしになってしまいました。
実は私が14歳の頃、母の知人を通じて
父からメッセージが届いたことがあります。
「GOのことを1日も忘れたことはない」
と言っていたそうです。
カメルーンから若い頃、単身イタリアに渡った父。
Cinecittàという街の映画学校に通っていたという
「ドキュメンタリー映画の監督になること」
現在は父は普通の仕事に就き、結婚して奥さんと子どももいると聞きました。
若かりし父の夢を私が繋ぎたい。
勝手ながらそんな気持ちから、コロナの状況が落ち着きイタリアに渡航できそうになったら、39年ぶりに父親に会いに行く予定です。
そしてその過程を撮影し、
ドキュメンタリー映画を作ります。
この映画が完成したら、片親で子育てをしている方やアイデンティティーに悩んでいるミックスの子供はもちろんのこと、生き方に戸惑っている全ての方達にこの作品が届けば良いなあと、
そんな思いがこのプロジェクトの背景にあります。
⭐︎目標支援金額 = 100万円
・イタリア⇆東京 往復航空券 =24万円
(私とカメラマンの計2名)
・2名分の宿泊費&ご飯代 =12万円
(6泊7日として)
・現地で必要な交通費、通訳など経費 = 15万円
・ドキュメンタリー制作費 = 32万円
・プラットフォーム手数料(17%) = 17万円
※上記は計画を実行できる最低限度の金額ですが
制作費が超超超貧乏映画の予算になので是非とも多くのご支援を頂けますと幸いです!
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