スリランカの未来を育てる “先生” を応援して!

スリランカの未来を育てる "先生" を応援して!
スリランカで現地の子どもたちを対象にした幼稚園「ユニカル キッズ ガーデン」を運営しています。コロナ禍で園の閉鎖が続き、経営が大変厳しい状況です。国の支援は全くなく、先生たちの給与が払えていません。子どもたちの未来を育てる、その先生たちの生活を支えることが急務です。みなさまの支援をお願いいたします。

重する保育」「子どもが夢中になれるプログラム」が支持されているのでしょうか、ユニカルの年間プログラムや学芸会のDVDが近隣に出回り、さまざまな園でパクられています。先生たちは「苦労して考案したものだから、真似されたくない!」と怒りますが、「良いものはどんどん真似してもらって、ミーリガマの保育を、スリランカ全体の保育を、レベルアップしていきましょう!」と檄を飛ばしています。私たちだけが向上するのではなく、みんなが、全体が向上してこそ、よりよい未来が築けるのです。私たちは、そう考えています。15年前の、ムチを持った先生、歌も歌わない幼稚園、からはずいぶん成長できてきたと思います。これからも、地域をリードする幼稚園として、取り組んで行きます。
“遊び” から発展するプログラムに

運動会のために、「リレーの練習をする」「綱引きの練習をする」のではなく、「最近、縄跳びが楽しいねえ」「大縄もやってみようか?」「何人、入れるかなあ?」「50回も飛べたねえ、スゴイなあ!」「お父さん、お母さんにも見てもらおうか?」「じゃあ、日曜日に集まろう!」という具合に、子どもの興味のあるところ、夢中になっている遊びから発展する保育が、私たちの理想です。先生たちには、プログラムをただこなすのではなく、子どもの遊びを発展させたプログラムになるよう、指導しています。
大、大、大ピンチ !!

開園から9年目、園児100人を超え、先生も10人、プログラムも充実し、さらなる拡充へという2018年、園長のラクナースが心筋梗塞のために急死。これまで二人三脚で運営してきたユニカル幼稚園が、片足のフラフラの状態になってしまいました。先生たちや保護者のみなさんからの支えがあり、2018年、2019年はこれまでと変わらず活気のある幼稚園を続けられました。しかし、2020年、2月の運動会を終えた直後から、スリランカでもコロナ感染者が出るようになり、ロックダウン。園の閉鎖に追い込まれてしまったのです。さあ、ここからが私たちの底力の見せどころ。スリランカの未来を担う子どもたちのために、その子どもたちを育む先生のために、地域の保育の向上のために!!! と、気持ちは盛り上がっているのですが……。どうにも、こうにも、園の収入が皆無の現在、どうしても、みなさまのお力添が必要なのです。
スリランカのコロナ状況(2021年6月24日現在)

ロイター通信より

スリランカの人口は約2200万人、国土は約56,000km²で、東京と神奈川の人が一回り小さい北海道に住んでいるイメージです。日本と同様、昨年の4、5月の厳しい水際対策と全国的なロックダウンで、新規感染者は一日あたり十数人、死者も合計でも一桁だったところ、10月に100人規模のクラスターが発生し、新型コロナウイルスは全国的に広がってしまいました。年明けには新規感染者300~500人/日でなんとなく安定していたのですが、スリランカのお正月である4月13、14日を中心として人の移動が活発になり、5月に入ると新規感染者は2500/日に爆発。5月19日の新規感染者は3500人を超えてしまいました。進むワクチン接種厳しいロックダウンになりましたが、2500~3000人レベルで推移、6月21日の新規感染者は2131人、合計死者数は2633人。 6月24日現在、全国的なロックダウン(学校、役所、公共施設、薬局や食料品店など生活必需品以外の商業施設などは閉鎖。各自のID番号の末尾の数字で外出できる日を限定)、入国禁止などが続いています。
コロナ禍のユニカル幼稚園は、どうし