年に創業しましたが、つい最近まで代表梅田の1人会社でした。今は+社員6名のスタートアップです。性格も得意分野も異なるこのメンバーだからこそ、力を合わせれば大きな力を発揮できる。「地球一個分の暮らし」を実現するための、モノとコトを提案するをモットーに、持続可能性のスパイラルを巻き起こして行きます!
ご存知の方も多いかもしれませんが、すでに東京には1店舗、nue(にゅ) by Totoyaという斗々屋の直営店があるんです。nue by Totoyaは2019年の9月に、ゼロ・ウェイストな量り売りのモデル店舗として代々木公園近くにオープンしました。現在の国分寺にリニューアル移転したのは今年の1月です。現在計画中の京都店に比べれば、nue by Totoyaは小規模なお店ですが、カフェスローという今年20周年を迎えるオーガニックカフェに併設されており、世代を問わず、気軽にゼロ・ウェイストなお買い物ができる場所として、人気を集めております。
nue by Totoyaが東京の皆さんに愛されることは、私たち社員にとって、この上なく嬉しいことなのですが、ゼロ・ウェイスト・ショップは1店舗あるだけでは、あまり意味がありません。nue by Totoyaのような理念を持ったお店が日本各地に増えていってはじめて、食品流通のあり方に変化が起こりうると考えています。そこで、直営店における食品小売以下に、下記のような取り組みを行っています。
・ゼロ・ウェイスト・ショップ開業オンライン講座と現場研修
「ゼロ・ウェイスト・ ショップを開業したい!」そんな方々のために、ゼロ・ウェイスト・ショップの開業について一から解説するオンライン講座の提供を2020年にはじめました。この講座では、私たちが培ってきた店舗運営や量り売りに関する知識とノウハウを惜しみなくお伝えしています。さらに、「量り売りビジネスに興味はあるけれど、自分に向いているかわからない」、「開業前に実際の現場を知りたい」という方々のためには、nue by Totoya国分寺店で受けることのできる1Day現場研修も実施しています。
・量り売り専門の卸業 ZWSS〜ゼロ・ウェイスト ・ショッピング・システム〜
既存の小規模な小売店にとって、量り売りの導入はまだまだハードルが高いです。そのハードルを少しでも下げるために、昨年から「量り売り導⼊応援プラン」というサービスをオーガニック食材の卸業者として提供しています。量り売りビジネスに挑戦するきっかけを作ることで、ゼロ・ウェイストなお買い物ができる場所を日本中に増やすことが目的です。
なぜこのプロジェクトを? by 斗々屋代表 梅田温子
私は、2005年に欧州産のオーガニック食材やワインなどを輸入する会社を1人で立ち上げました。そして、フランスやイタリアなどの小さなローカルの生産者さん達とお仕事をする中で「オーガニックってなんなんだろう?」と考える機会が多くありました。日本はオーガニック食品を心身の健康のために選ばれることも多いですが、本来オーガニックとは農薬・化学肥料・除草剤を使わず、自然の循環の中で無理のない栽培を行うこと、健康な土壌を次世代につなげることだったはずです。それと同時に、「せっかく生産者の方が手間暇かけて、自然を想って創ったものを、なぜプラスチックや無駄な梱包でぐるぐる巻きにしなくちゃいけないんだろう・・・?」と自分のビジネスの矛盾に苦しみました。
そんな想いから2017年、個包装をしないパッケージフリーの量り売りのオーガニック食材店を作ろうと思い