新型コロナウイルスの影響で、存続の危機に…!未来に残したい美しい日本のふるさと長野県諏訪市『原田泰治美術館』存続大作戦!

新型コロナウイルスの影響で、存続の危機に…!未来に残したい美しい日本のふるさと長野県諏訪市『原田泰治美術館』存続大作戦!
新型コロナウイルスの影響で、存続の危機に…!未来に残したい美しい日本のふるさと長野県諏訪市『原田泰治美術館』存続大作戦!

はじめまして、諏訪市原田泰治美術館 館長の鬼窪保明です。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、昨年4月から3か月間の臨時休館を余儀なくされ、再開後の現在に至るまで入館者数が大幅に減少し、美術館運営のための必要最小限の資金繰りにさえも支障をきたす状況に陥っています。
本来であれば、このような危機的状況下でこそ、人々に精神的安定や癒しを与え得る“芸術・文化の力”が求められるところであります。

実際に昨年来のコロナ禍の期間中に来館されたお客様からも

「コロナ感染が広がって中々出かけられず家で悶々と過ごしていましたが、とうとう我慢しきれずに思い切って原田先生の絵に会いに来てしまいました。
 消えゆく日本のふるさとの風景をまた観ることができて嬉しく思います。」

「コロナ禍の今だからこそ忘れてはならないものがある事を再認識しました。ありがとうの気持ちで一杯です。何よりの栄養剤となりました。」

等のお声が寄せられています。

画家 原田泰治の作品は日本のふるさと、美しい日本のこころが表現され、観る人の心にほのぼのとしたぬくもりややすらぎ、生きる希望、歓び、勇気など大きな感動を持っていただいています。人の移動が制限され不要不急の外出の自粛が求められ、また以前のように親密な人間関係を築き難くなっている今このような状況下だからこそ、なおさらに原田泰治作品の中にある懐かしくも美しい風景を間近に観て、またその中に生き生きと存在する人々の温かさを思い出していただきたいのです。

当館の運営はご来館される皆様の入館料で成り立っています。この後もまだしばらくの間は現況の先行き不透明な状況が続き、館の運営についても見通しが立たない状態です。しかしながら、入館される方が少ないからと言って再び休館措置を取るわけにはいかず、それよりも今この時だからこそ、一人でも多くの方に原田泰治作品を観ていただきたい、感じていただきたいと切に願っているのです。

「ふるさと」を愛し、日本の原風景を美しく描き残してきた画家・原田泰治の世界を常設展示する唯一の美術館を今後も存続させ、多くの方々にその作品を観て心の癒しや生きる喜びを感じていただくために、そして更なる発展を目指すために、このプロジェクトを起案し、クラウドファンディングを利用することにしました!
どうぞ応援よろしくお願いいたします
<諏訪市原田泰治美術館とは?>

諏訪市原田泰治美術館は、諏訪市出身の画家・原田泰治氏の作品を展示する美術館として、1998年7月に北アルプスの峰々を望む諏訪湖のほとりに諏訪市が開館しました。主な収蔵作品は、朝日新聞の日曜版フロントページに1982年から2年半にわたり連載され、氏から寄贈された[原田泰治の世界]全127点です。2010年からは指定管理者制度により諏訪市から委託された管理者が運営しています。

◇ふるさとに出会える美術館
「ふるさと」を愛する原田泰治氏が全国47都道府県を自ら取材して描いた素朴画を、常設展示する唯一の美術館です。石垣の一つ一つ、野に咲く花の花びら一枚一枚にまで愛情をこめて描きあげられた作品には‟失われつつある懐かしい風景“があり、また‟そこに暮らす人々の慎ましやかな様子”は、観る者の郷愁を誘い「ふるさと」に帰って来たような心の癒しを与え続けています。

「私も農家に育ち田んぼの中の茅葺屋根の家で大きくなりました。懐かしい風景の数々、小さな花や木々の一枚一枚の葉まで見つめる眼差しの温かさが素晴らしいです。」

「日頃のコンクリ―トジャングルでのストレスが溜