小さな町の大きな挑戦!縄文から現代まで!北本の歴史をデジタル化したい。

小さな町の大きな挑戦!縄文から現代まで!北本の歴史をデジタル化したい。
北本市に残されている書籍(市史、昔話、偉人・有名人の本、写真集)、仏像・歴史的建造物、古文書、動画などをデジタル化し、歴史を自由に行き来して楽しめるWEBサイトを立ち上げ、子供から大人まで楽しめる歴史資料アーカイブを構築します!またデジタル資料は長期保存に耐える記憶媒体に保存し、後世に託します。

はじめに・ご挨拶

NPO法人埼玉SOHOは、2001年10月に、埼玉県の106番目のNPO法人として認証を受けました。地域のICT、とりわけ日常生活のインターネット活用を支援し、多くの方が職住接近で働ける社会を創りたいと考えています。事務所を北本市役所の近くに置き、25名の会員で運営しています。主な事業内容は、システム開発・web開発・諸団体のホームページ構築・パソコンレスキュー・チラシデータ作成・シニアパソコン教室などです。多くの方が職住接近で働ける社会を創りたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと

縄文中期から人々が住みなす北本市には、遺跡から始まり、有史以降の文書的資料や、神社仏閣に関わる文化財、近年では書籍などに纏められた刊行物など、歴史・文化・自然に関する広義な意味での資料が存在しています。しかし、現状では散逸・破棄されたり、保存していても経年劣化して消失してしまいます。一方、20世紀後半に始まったデジタル革命により、様々な資料が複写データとして保存できるようになりました。この事業は、上記に掲げた様々な資料をデジタルデータに変換し、インターネットによって世界に発信するとともに、後世に残すことを目的とします。
私たちの地域のご紹介

北本市は、関東平野の大宮台地上に位置し、地震や水害にも強く、縄文中期から、多くの人々が継続的に自然と融和した生活を営んでいました。

近年では、中山道(国道17号線)や東海道線に次ぐ歴史を持つ高崎線沿線であることから、ベッドタウンとして発展してきました。

また、埼玉県立「自然観察公園」とその周辺は、関東平野最大級のビオトープと言われ、都心(日本橋)から40キロ圏にも拘わらず、都市と自然の共存したまちになっています。

さらに、リクルート(※)の調査によると、首都圏184市区の中で、自然災害に強い「安全なまち」トップ3に選ばれています。
※「首都圏の災害に強い街(都市)ランキングTOP100と災害ハザードマップ」のデータソース「SUUMO新築マンション首都圏版」より引用
https://address-hazardmap.com/syutoken-saigai/

<桜のまち北本>
1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定された5つの桜は「日本五大桜」と呼ばれています。その一つが、北本市の南西部にある樹齢800年を超える「石戸蒲ざくら(いしとかばざくら)」です。
ソメイヨシノより、10日ほど遅れて咲きますので、4月初旬には、長寿の桜を愛でる多くの観光客が訪れます。

<トマトのまち北本>
トマト栽培は愛知県知多半島で、現在の「カゴメ」により約120年ほど前に始まりました。
北本市は、2番手グループの一つとしてトマト栽培を開始し、1925年(大正14年)の作付の記録が残っています。
1927年(昭和2年)に開かれた関東食品博覧会では、トマトピューレである「石戸トマトクリーム」が金賞を獲得しています。この「石戸トマトクリーム」は帝国ホテルや上野精養軒に納品され、銀座千疋屋でも販売されていました。
その後、この製品は製造されなくなりましたが、現在でも、生産量は少ないものの、おいしいトマトと高い評価を得ています。
また、2011年(平成23年)に「北本トマトカレー」が、埼玉県B級グルメ大会のグランプリを獲得し、その後、「よこすかカレーフェスティバル」と「土浦カレーフェスティバル」で優勝して、全国に知られることとなりました。
プロジェクトを立ち上げた背景

北本市は、住宅都市として、近隣他市