クターの込山宏美さんが、長野県の特産物をイメージした色展開にアレンジしています。100年以上の歴史がある捺染(なっせん)という技法と、1枚の生地に両面から別色を染める特殊技術によるリバーシブルデザインは、その日の気分で好きな色を選択でき、折り畳めば手拭いのように軽量で携帯性に優れ、手ふきとしても利用できます。使い捨ての紙ナプキンではなく、繰り返し洗って使える布エプロンを。毎日のテレワークなどで、仕事とプライベートの切り替えがしにくくなっているこの時世の中、家族や友人、同僚と過ごす日々の食事シーンを彩ります。
▲eptenuの生地は、江戸時代から和晒産業が盛んであった「てぬぐいの町」大阪府堺市の工場で染色してもらっています。あらかじめeptenuのデザインを彫って頂いた金型に、専用の機械を使い生地に染料を捺し染める、100年以上の歴史があるロール捺染(なっせん)という伝統技術を用いています。
▲現在ロール捺染の技術をもつ職人さんは、全国にほんの僅かしかいません。大量生産を目的に生まれた手法でしたが、需要が減り後継者がおらず多くの同業者が廃業に追い込まれるなか、eptenuの生地を染色して下さっている工場さんは、不可能と思われていた‟ロール捺染の両面染め”に成功しました。手ぬぐいの染色方法は注染(ちゅうせん)、ロール捺染、プリントの3種類。ロール捺染は、今や職人が全国で10人以下と、とても少ないのが現状です。専用の機械も6台しかなく、そのうち2台は同社が所有されているそうです。
▲リバーシブル染色
1枚の生地に両面から別色を染める特殊技術によるリバーシブルデザインは、その日の気分で好きな色を選択できます。
▼ðical代表の柳澤が生まれ育った、大好きな長野県にゆかりのあるものにちなんで名付けました。
千曲川(ライトブルー) × シャインマスカット(ライトグリーン)
はちみつ(イエロー) × くるみ(ベージュ)はちみつ(イエロー) × くるみ(ベージュ)
巨峰(紫) × りんご(赤)巨峰(パープル) × りんご(レッド)
わさび(ダークグリーン) × 黒曜石(ブラック)わさび(ダークグリーン) × 黒曜石(ブラック)
&ethical®︎(アンドエシカル®︎)はエシカル(地球環境や人、社会、地域への配慮)な社会を目指す携帯食事用エプロンブランドとして、長野県上田市でうまれました。地球にも人にもやさしく日本でのものづくりにこだわり、サステナブルで豊かな暮らしを届けます。この携帯食事用エプロン『eptenu(えぷてぬ)』を皮切りに日本でのものづくり、伝統産業品の活用や廃棄物を減らすなど、環境への配慮にも取り組みます。
eptenuがうまれた長野県上田市は、日本のほぼ中央、長野県の東部千曲川中流部に位置し緑溢れる森林・里山と清らかな水の流れる川に育まれた自然豊かな地域です。少雨多照な気象条件を活かし、果樹、野菜、米などが生産されています。戦国時代に真田昌幸が城を築いた町としても知られ、鎌倉時代に北条氏の一族が居城を置いた塩田平には多くの古社寺があり「信州の鎌倉」と呼ばれています。明治から昭和初期には蚕都として生糸の輸出を牽引し、現在はワールド・ベスト・ヴィンヤード2020に世界の名だたるワイナリーと共に選出された「シャトー・メルシャン椀子ワイナリー」を有する地でもあります。この自然豊かな地で、私たちはものづくりに取り組んでいます。
&ethical(アンドエシカル)は、株式会社プチボヤージュの代表柳澤が双子の育児をしながら立ち